お知らせ(ブログ)
終戦の日
毎年、マスコミは閣僚が何人靖国を参拝し自費で玉串を奉納したと報道していますが、何の意味があるのでしょうか?
中国や韓国の反応を報道するのでしょうか?
靖国を参拝するのは、日本人個々の心の問題。
国会議員が参拝しようが、総理が参拝しようが、そこに何の問題があるのでしょうか?
逆に、国会議員でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」なんてのも、わざとらしいし、保守狙いのアピールにしか過ぎないと思うのです。
何度も言うように「心の問題」なのです。靖国を参拝しなくとも、命を落とした英霊に哀悼のまことを捧げ、世界平和を願う国民は沢山います。
大戦は時の政府(軍)の問題であって、命を落とした兵隊一人ひとりには何の罪も無く、静かに眠らせてほしいのです。
逆に、日本国民全員が、今ある平和な日本に感謝し、平和を維持していく決意を持っているのではないでしょうか?
さらには、戦後の焼け野原から現在の裕福な日本に押し上げてくれた全ての大先輩に感謝の意を持っていただきたいと思います。
平和のために、いち地方議員として何ができるのか?何をすべきなのか?昨日一日で答えは見つかりませんでしたが、ゆっくり探していきます。
私の両親は戦後の引揚者でした。全ての財産を没収され着の身着のまま引き上げてきてから、内地の親戚を頼り生活を再建してきたもの同士が結婚をしたと聞いています。
苦労話は一度も聞いたことがありませんし、私が生まれたときにはその苦労の跡も無く、わがまま三昧で育てていただきました。
自分が家庭を持ち、子供を育て、子供が独り立ちした今になって、親の気持ちや頑張りに改めて感謝をしたいと思います。
熱海市土石流=残土の撤去命令
静岡県は熱海市で土石流を引き起こした伊豆山の埋め立て残土について前所有者の「新幹線ビルディング」に対し、撤去命令を出しました。
一番の悪党は、この新幹線ビルディングなる不動産業者であることは間違いない。
しかし、県は「正義の刃」を振りかざし、悪党退治で拍手大喝采とは言えません。
①業者が反論しているように、新条例を何十年もさかのぼって適用する法的根拠が無い
②県は、行政代執行も視野に入れていると勇ましいが、撤去代を支払えずに倒産または自己破産すれば、結局は税金で撤去したことになる
➂土石流を引き起こした原因は違法な盛り土ですが、指導してこなかった熱海市・静岡県の行政の怠慢にも責任はあります
県も健勝委員会も、砂防規制での対処を放置したことを問題にしていない上に、国交省との意見も食い違っている。
オープンにすると言いながら議事録をまったく取っていない打ち合わせの存在も明らかになっています。
都合の悪い部分を隠し、新幹線ビルディングと言う巨悪人に全ての罪をかぶせ、県下の構図「県=正義:新幹線ビルディング=悪」をつくり、県民に焼き付ける。
リニア中央新幹線問題と同じ構図です。説明の足りないJRを悪者VS大井川の水源を守る川勝知事は正義の味方と意識づける展開をしています。
もちろん、JRの説明責任と幽邃への対応は必須ですが、県の対応=JRとの話し合い、国交省との協力など疑問を感じる部分がたたあります。
なによりも、この案件だけを政局に利用している感がプンプン臭いませんか?
選挙後砂漠
国政選挙のたびに思うこと
あれほど日本が抱える問題、未来の日本のあり方を訴えていた候補者たちが当選した途端に何も発信しなくなる。
嵐のような選挙活動が終わった後は、砂漠のような殺伐とした実生活に戻される。
有権者も、あの政策が良い、この候補者が良い、あいつは駄目だと大騒ぎしていたのに、与野党の訴えていた政策の実現への道筋を問うこともせず、日常生活にシフトしていく。
応援した候補者や政党があるなら、とことん政策実現に向けての後押しや時には批判をしていかなければ政治は前進しません。
当選した議員さんも、選挙中の公約に対しどんな活動をし、どこまで進んでいるのかを有権者に詳細に説明しながら共に歩んでいく姿勢が見られない政治家が多い。
熱しやすく冷めやすい日本人の文化なのでしょうか?
コロナ対策、景気対策、物価対策、教育、防衛力…選挙期間に散々と訴えていたことへの具体策と実現への取り組みが国民に見えないようでは政治不信はさらに高まります。
小零細企業は、原材料高騰を価格転嫁できずに苦しんでいます。小さな声に耳を傾ける。一隅を照らすことが政治の原点。大きな声大きな票の固まりを追いかける政治だけなのですかね?
政治とお金
画像は政務活動費の不正使い込みで有名となった元兵庫県議会議員。
富山県では会派ぐるみの不正も話題になりました。
過日、私が良く知っている市議会議員が東京出張にあたり嘘の支出書を提出し、使用にもかかわらず公務扱いとしていたことが発覚し、
議会で陳謝、返還を申し出ましたが、議会(行政)は返還をを受理せず公金横領の容疑で刑事告訴するとの発表がありました。
詐欺であり横領ですから金額いかんに係わらず当然です。
一方、地方議員も出処進退は個人の意思となり、辞職勧告を決議しても辞めないふてぶてしい議院もいます。
議会の仕組みでは懲罰委員会を立ち上げ除名=強制辞職を決議することもできるので、毅然と対処する議会の姿勢も大切です。
お酒を飲んで泥酔し、路上で寝てた。こんな案件も議員としての資質が問題視されますが…