お知らせ(ブログ)
浜松市の行政区再編
浜松市議会の特別委員会は、今年の12月初旬には再編案を1つに絞り込むと発表をされました。
当初は行政区の再編に反対をされていた自民党会派の皆さんが積極的に議論を進め、特別委員会を
設置し、ここまで議論を熟成していただいているご苦労に感謝を申し上げます。
そもそも人口80万人に満たない政令市で7つも区が存在していることに疑問を持っていましたし、
浜松市の将来において、人口減少と高齢化が進むことを考えれば、行政をスリム化し職員数を減らし、
様々な行政コストを削減する必要があるのも理解できます。
しかし、市民にとってみれば、行政コストの削減は歓迎するが市民サービスの低下や不便さは受け入れられない。
このお気持ちも分からないではありません。
そこで、浜松市は市内にある43の協働センターでの市民サービスを強化し、市民の声に応える体制を提案しています。
ここで問題なのが、行政区の再編による人件費は年間5億4千万円~8億4千万円と試算していますが、
各センター1人の再任用職員を正職員とし、人件費が年間3億4千万円必要になると説明。
→再任用職員が正職員となることにより、1人年間790万円の給料が発生する。
行政区を7つから2つにしようが3つにしようが、すぐさま職員数をへらすことは「解雇」となるため出来ません。
定年体側数より少ない新規採用で、徐々に減らしていくか、2~3年新規採用をストップするかの2択となります。
となると、行政区再編の行政コスト削減効果は、10年で幾らになるのでしょうか?20年で幾らになるのでしょうか?
これまでの康友市長の行財政改革の実績から、しっかりした理念と計算があっての行政区再編だと信じていますし、
賛成はしています。特別委員会の皆様のご尽力にも感謝しています。
しかし、正直、心のどこかで何か引っかかりがあるのです。市民の大多数が納得できる再編が実現することを願います。
自民党総裁選挙に菅総理不出馬をうけて
とにかく衝撃的な不出馬表明でした。
新型コロナ対策については批判も多いようですが、水際対策の甘さ以外は、ワクチンの確保、自衛隊に大規模集団接種など政府主導で相当の高架を上げていただいたと感じています。
菅総理の不出馬を受けて、川勝知事が記者会見で「新型コロナウイルスで始まり、コロナに暮れたが、もう少しできることがあったのではないか」新型コロナウイルスで始まり、コロナに暮れたが、もう少しできることがあったのではないか」と批判をしました。
※まん延防止等曽重点措置を県から要請する前に国から発出された「甘い読みだった川勝知事」が、どのクチが言ってるのか?と笑ってしまいました。
さらに、学術会議のメンバー選考にも触れ、再度批判をした事についても、知事と学者⇒公私混同しているのは、誠に遺憾であります。
静岡県の新型コロナ対策は、病床数の使用率、療養ホテルの部屋数とも若干の余裕があるにも関わらず、自宅療養中の感染者が、経過観察の電話が出来ずに死亡。訪問した看護士からのめーるを確認せずに死亡。
少なくとも救えたかもしれない感染者2名が死亡してしまっています。それこそ、「もう少しできることがあったのではないか」と感じます。
反自民の感情を県政に持ち込むのは止めていただきたい。知事と学者の顔を混同しての発言は止めていただきたい。県民と県内の産業だけを見つめ、その充実に没頭していただきたい。
そんな思いを持ってしまいました。