2期目の4年間で取り組んでいること
多文化共生のための支援とルールづくりの確立
浜松市南区在住の外国人は2,700人超。県内平均の約2倍の外国人が暮らしています。
多文化共生のためには、様々な支援策と同時に日本の生活ルールを外国人に守っていた
だく事も大切です。外国人のための相談窓口設置とともに、地域の方からの相談窓口を
充実させ、自治会や地域へ相談員の派遣を行う事業をつくっていきます。
高齢者や障がい者=弱者に優しい静岡県の充実
高齢者年金・障がい者年金は国の制度なので、私の声では何ともなりませんが、充実し
た暮らしをしていたくための支援センターや相談窓口はまだまだ足りません。
三菱UFJ不動産の調査では、浜松市は県内では第3位、全国の市町では141位。
ダイヤモンド社の調査による都道府県別の定住意欲度ランキングでは第6位
と、まだまだ改善の余地は沢山あると思います。
「弱者が暮らしやすい街=健常者も暮らしやすい」そんな静岡県をつくっていきます。
EV車(電気自動車)で変わる産業構造への対応
世界的にガソリンエンジンから電気自動車への転換が急速に進む中、県内とくに浜松市
は自動車産業で発展し、関連企業も多数あり、市民県民の暮らしを支えてきました。
電気自動車に移行すると、その部品点数は3万点から2万点に減少すると言われ、次世代
自動車の部品製造に対応するか、新しい分野に事業転換を早急に行っていかなければ、
浜松市の産業は根本から崩れてしまいます。
共同の研究開発機関への支援はもちろん、事業転換への支援も充実させていきます。
未来への投資(教育)を積極的に拡充
少子化に歯止めがかからず、今後の現役世代はますます減少します。
少ない比率の現役世代に日本の将来を背負ってもらうなら、国や地方行政が責任を持っ
て子どもを育てる支援を行い、誰一人取りこぼさない教育環境をつくる必要があります。
静岡県の教育費は平成28年=3,057億9,800百万円。令和4年=2,486億1,400万円と
7年間で571億8,400万円も削減されています。
教育予算の拡充と教育環境の充実を行い、県の教育理念である「有徳の人」づくりを確実
に実現できるよう取り組んでいきます。
1期目の4年間できたこと・できなかったこと
出来たこと★津波そ上対策
遠州灘に防潮堤も完成する中、馬込川河口域の津波対策は河口~国道1号まで堤防のさらなる嵩上げを行う方向で議論されていましたが、当選させていただき、
直ぐに川勝知事と面談し「馬込川河口域の津波そ上対策は、堤防の嵩上げでは不十分。水門を設置していただきたい。」と直訴したところ、知事はその場で
水門設置を決断いただきました。工事費の追加分を浜松市が負担していただけることとなり、計画は急転回し水門設置となりました。
出来たこと★芳川の河川改修
東芳川と芳川の合流点から馬込川までの間を抜本的な改修を行うことにより流量を大幅に増やし、芳川・参野・恩地町などへの浸水の危険性を大きく減らす工事を
進めていただくことになりました。現在、測量も完了し、現在は用地取得中。
まだ道半ばなこと★高塚川流域対策
浜松市と静岡県の連携事業である高塚川流域浸水対策アクションプラン。当選後、県の事業費を倍増していただき年間3億越の予算をつけていただいていますが、
シラスウナギの漁期もあり、工事完了の前倒しには至っていません。引き続き粘り強く静岡県・浜松市に要請をしていきます。※当初の計画通りには進んでいます。
まだ道半ばなこと★安間川流域対策
天竜川との合流域の流量を大幅に増やしましたが、集中豪雨時には避難勧告が発出され、まだ安心な地域とは言えません。下流域から進めている河川改修を加速させて
いきます。
任期中にできなかったこと★(旧)南区の賑わいづくり
ビーチ・マリーンスポーツの後押しを行い、南区沿岸地域の賑わいを加速させるとともに、中田島砂丘を利用した月面探査機の実験など宇宙産業を軸としたイベントを
夢見ていましたが、新型コロナの影響もあり、具体的なお話ができていません。地域の皆さまのアイディアも拝借しながら、南区の賑わいづくりに挑戦していきます。