お知らせ(ブログ)
アカウミガメ保護条例に向けて
篠原地区の野球場建設にあたり、野球場の照明がアカウミガメの産卵及びふ化に影響があるとのことで、
昨年3月に環境省へ出向き、秘書官からレクチャーを受けると共に「日本ウミガメ協議会」の松沢代表を紹介していただきました。
松沢会長に連絡を取り、4月25日にお会いさせていただき、2時間に渡りアカウミガメの生態状況やフロリダ(世界最大の繁殖地)海洋研究所の見解などをご教授いただきました。
①北太平洋では日本沿岸が唯一のアカウミガメが上陸・産卵する地域であること
②その日本においては、静岡県の御前崎が上陸の最北端であること
③野球場の照明が発する紫外線は、ふ化した子ガメが沖に出るための方向確認に大きな影響があること
④ドーム球場(規模にもよる)なら、ある程度は減少効果はある
⑤フロリダの場合、沿岸部の街路灯や住宅の照明にも規制を掛けていること
などのお話をお聞きし、静岡県が保護の先頭に立つ必要性を感じていましたが、今回の選挙結果を見てもウミガメ保護に対する有権者の皆さんの意識が高いことを確認しました。
野球増のあり方は勿論んこと、静岡県として責任あるアカウミガメの保護を徹底する必要があります。
4年間かかるかも知れませんが、「アカウミガメ保護条例の制定」にしっかりと取り組んでまいります。
後片付けが大変
そもそもが手作り選挙なので、友人知人の皆さんと最小限の人数で選挙をしています。
皆さん、お仕事もあるので選挙が終わってからのお手伝いなんて、とてもお願いできません。
妻と二人で選挙カーの看板を下ろし(乗せるときは男4人でヒーコラ言って載せました)、収支報告作成に向けレシートを分別しています。
選挙の進め方も、あれをやれば良かった、こうするべきだった、あの方にお声賭けをするのを忘れた…
いろいろな事を反省しながら、なんとか今週中に後片付けを終えて、再スタートをきりたいと思います。
今回、投票率が5%下がった中で、得票率は3%上がりました。
もう4年間、地域のためになるように汗を流せ!と叱咤激励を込めて投じていただいた一票だと受け止め、必ず結果を出して皆さまにお返しいたします。
応援いただき、真にありがとうございました。
完全無所属で活動する理由
そりゃあ、政党の公認をいただいたり組合の推薦をいただけば、組織選挙でポスター張りも悩まず、組織票もいただけます。
でも、政党に所属していると、その政党を応援している人の声しか聞こえなかったり、対立する政党の支持者の声には耳を塞いでしまいがちですよね。
地方議員は、「その地域の皆さんの声の代弁者」であるべき。
社長さんも、お勤めの人も、農家の人も、公明党を応援する方も共産党を応援する方の声も、地域の皆さんの声として真正面からお聞きしていきたい。
そんな思いで、どの政党からもどの組織からも一切の支援を受けない「完全無所属」として活動しています。
地域の方は反対しているのに、議会では政党や会派の都合で裏腹の発言をしたり、議会で反対しておいて、地元では口を濁したり…
そんな政治を信頼していただけるのでしょうか?
国会議員は、イデオロギーなくして議員活動をすべきではないし、政党とはイデオロギーの塊りだと思いますが、地方議員にイデオロギーは必要ですか?
私は、地域の発展のためにひたすら汗を流せばよい。政治的な思想は全く必要ないと思っています。
もちろん、プライベートで応援している政党や共感を持っている政策はありますが、外交問題や消費税の話を出しても、あまり意味がないと思っています。
4年前、何のしがらみもない方、お一人お一人が私に期待をしていただいたり、提示した政策や取り組みに賛同していただき、1票を投じていただきました。
そんな1票1票が、12500超になり大きな塊となり、結果、当選をさせていただいた。ということでしょう。
今回は、同じように何のしがらみもない有権者の皆さんが、この4年間の私の活動を評価し、これから取り組みたい案件に賛同してくれる方に、1票を投じていただく。
これが選挙です。理想論で青臭い事かも知れませんが、誰かが正論を訴え続けなければ、と妙な正義感、理想に走っています。(笑)
ですから、残り4日間、出来たことできなかったことを報告し、次の4年間に向けての取り組みだけを訴えていきます。
通信簿をつけていただくのが選挙。賛同者を集めるのが選挙。今回も貫かせていただきます。
詳しい私の考え方や取り組みを知りたいという方は、ぜひYouTubeの動画(←クリックでリンク先に飛びます)をご覧ください。
各項目ごとに2分程度でご案内をしています。
飲食業は復活できたのか?
今回、選挙用にお借りしたのが、「得得うどん本郷店」さんの向かい。
連日、お昼時はもの凄いお客さんが来ています。
今年度、所属していた文化観光委員会では、東部選出の委員を中心に、観光・飲食業はコロナの影響から脱していないから、引き続きの支援を。という声が多数出ていましたが、
私の周辺の飲食店は、どこもコロナ前の賑わいのように感じます。
もちろん、この2年間のブランクと営業損失を埋めるだけの客入りとは考えにくいのですが、さらに支援が必要なのでしょうか?
コロナ禍も感じたのですが、閑散とした商店街(通り)の中でも、常連さんがメインのお店は、お客が入っていました。
逆にチェーン店や通りがかりのお客を対象としたお店は閑古鳥。店主に聞いてみると「ありがたいことに、常連さんが心配して密にならないよう交代で来店してくれるのです」とのことでした。
お店とお客の関係というものを改めて考えさせられました。
私は特に常連のお店もなく、目に入ったお店で食事をとる方が圧倒的に多いし、お酒もお付き合いや会合でしか飲まないので、お店とお客の関係を超えることが無かったのかも。
そんな、お店とお客=互いに気使う関係があると、逆風にも強いのですね。
観光(宿泊業)も同じ関係が成立しているところもあるようです。
逆にコロナ前に中国の団体専門に切り替えたところは、コロナが収束しても回復が難しいのでしょうね。
営業戦略とは不測の事態に備えるのか、いける時に思い切って走るのか?これからも選択が難しいようです。
内水氾濫は克服できるのか?
昨年の台風15号では、浜松市の各地で内水氾濫で道路冠水や床下浸水の大きな被害が出てしまいました。
これは、排水溝や側溝、下水道や排水路が一時的に雨水をさばききれなくて、道路や低い土地に雨水が流れ込んでしまう現象です。
私の住む浜松市南区芳川地区では、東芳川・芳川の2本の河川に地域の排水路がつながっている箇所が多数あります。
しかし豪雨となるとこの2河川の水位が上がり、排水路に逆流してしまうので、水門が閉じられたり弁がしまる構造になっています。
となると、行き先を失った排水路の雨水は道路へ溢れ出ますし、その水は低いところ低いところへ流れ込みます。
結果、南陽中学校前~芳川公園西、安松町交差点付近、本郷町、石原町などで大きな被害が出てしまいました。
排水路や側溝の抜本的回収となると莫大な予算もかかるので、上記の地域についてポンプアップなどの対策を要望していきます。
併せて、芳川の河川改修を急ぎ、流量の確保を行っていきます。