お知らせ(ブログ)
飲食業は復活できたのか?
今回、選挙用にお借りしたのが、「得得うどん本郷店」さんの向かい。
連日、お昼時はもの凄いお客さんが来ています。
今年度、所属していた文化観光委員会では、東部選出の委員を中心に、観光・飲食業はコロナの影響から脱していないから、引き続きの支援を。という声が多数出ていましたが、
私の周辺の飲食店は、どこもコロナ前の賑わいのように感じます。
もちろん、この2年間のブランクと営業損失を埋めるだけの客入りとは考えにくいのですが、さらに支援が必要なのでしょうか?
コロナ禍も感じたのですが、閑散とした商店街(通り)の中でも、常連さんがメインのお店は、お客が入っていました。
逆にチェーン店や通りがかりのお客を対象としたお店は閑古鳥。店主に聞いてみると「ありがたいことに、常連さんが心配して密にならないよう交代で来店してくれるのです」とのことでした。
お店とお客の関係というものを改めて考えさせられました。
私は特に常連のお店もなく、目に入ったお店で食事をとる方が圧倒的に多いし、お酒もお付き合いや会合でしか飲まないので、お店とお客の関係を超えることが無かったのかも。
そんな、お店とお客=互いに気使う関係があると、逆風にも強いのですね。
観光(宿泊業)も同じ関係が成立しているところもあるようです。
逆にコロナ前に中国の団体専門に切り替えたところは、コロナが収束しても回復が難しいのでしょうね。
営業戦略とは不測の事態に備えるのか、いける時に思い切って走るのか?これからも選択が難しいようです。
内水氾濫は克服できるのか?
昨年の台風15号では、浜松市の各地で内水氾濫で道路冠水や床下浸水の大きな被害が出てしまいました。
これは、排水溝や側溝、下水道や排水路が一時的に雨水をさばききれなくて、道路や低い土地に雨水が流れ込んでしまう現象です。
私の住む浜松市南区芳川地区では、東芳川・芳川の2本の河川に地域の排水路がつながっている箇所が多数あります。
しかし豪雨となるとこの2河川の水位が上がり、排水路に逆流してしまうので、水門が閉じられたり弁がしまる構造になっています。
となると、行き先を失った排水路の雨水は道路へ溢れ出ますし、その水は低いところ低いところへ流れ込みます。
結果、南陽中学校前~芳川公園西、安松町交差点付近、本郷町、石原町などで大きな被害が出てしまいました。
排水路や側溝の抜本的回収となると莫大な予算もかかるので、上記の地域についてポンプアップなどの対策を要望していきます。
併せて、芳川の河川改修を急ぎ、流量の確保を行っていきます。
生まれ育った南区
浜松市南区芳川町(1954年までは浜名郡芳川村だったとのこと)に生まれ育ちました。
芳川(ほうがわ)は、明治時代に芳川という川の周辺の家が村を形成し川の名前にちなんで芳川と名付けました。
この芳川は、当時の芳川は葦が沢山あったので「葦川(よしかわ)」→「葦(よし)を芳(よし)」→「芳川(ほうがわ)」となったと聞きます。
私が小学生低学年の頃は、町内には50軒程度しか家がなく見渡す限り田んぼでした。(お隣の安松や本郷町はさらに田んぼが広がっていました)
自宅からとほ3分の小学校、徒歩2分の中学校区は、とてつもなく広域で、中学校区は現在の芳川地区・河輪地区・五島地区で1クラス40~42名×9クラス=全校生徒数約1,150名と
芳川小・河輪小・五島小・遠州浜小→この4小学校が南陽中学校へ通っていました。
現在は、南陽中学校・東洋中学校・江南中学校の3校に分かれていますが、3校合計で1,030名と全国的な少子化・人口減少と比較すれば、頑張っている地域といえます。
なんとなく、あくまで個人の感想なのですが、この地域の子供の数が大きく減ってないのは「家庭の収入」ではなく「田舎ながらの同居」があるように感じます。
爺ちゃん、婆ちゃんがいるから、夫婦共働きでも子供の面倒を見てくれるという安心感があるから…と感じるのです。
少子化問題は国が、経済的な支援が効果的と判断し、児童手当や育児休暇、世帯課税などさまざまな施策を行ってきましたが、効果は見られません。
核家族化や仕事に対する価値観、生き方や家庭・家族の在り方への考えが、50年前とは大きく変化したと思うのです。
現に例えば、世帯年収300万円未満の世帯には子どもがいなくて、世帯年収2000万円の家庭には子どもが5人いる。なんて事はないですよね。
今の日本人は何を求めているのか?その現実に対して、国はどうしたいのか?多分の両者のギャップは大きいと思いますが、ここをしっかり説明し対話し溝を埋める施策を行わないと、近未来の日本は大きな苦境に立たされると思います。
不登校防止への取り組み
全国的にも、静岡県も不登校の子供たちの数が増え続けています。
昨年の静岡県内の小中学校の不登校者数が6,281人。
全国の都道府県で、ワースト7位となっています。
不登校の理由として「いじめ」「人間関係」が最も多い理由となっています。
県や各学校では道徳授業を通じ、いじめや差別に対する指導、SNSなどでの誹謗中傷に対する指導を行っていますが…
なぜ、いじめや人間関係に問題が生じてくるのか?
皆さまも多かれ少なかれ経験があると思いますが、授業がつまらない。教科が理解できない→学校が楽しくなくなる→学校に行っても顔は曇りがちで無口になる、気分がよくないのでクラスの仲間と話さなくなる
→こうして気づかない間に「いじめの標的」となってしまう。
特に「中1ショック」とは、小学校の授業から授業内容、教科内容が大きく変わり、授業についていけなくなることから不登校につながるものです。
ならば、授業が楽しい、教科が理解しやすいようにすれば良いのです。
せっかく一人1台タブレット端末を持たせて授業をしているのですから、理科や化学の実験は教科書ではなく動画を見る。しかも伝次郎先生の実験のように面白おかしく興味を引き、かつ分かりやすい実験動画を県が責任を持って製作する。
歴史や地理もアニメーションを作り、分かりやすい・記憶に残りやすい教材を使う。
まさにIT授業のあるべき姿だと思います。数分間の動画やアニメを見ている時間は、先生は生徒たちを見回り、遅れている子供たちに個別説明をする(補助担任のような動き)ことで、誰一人取りこぼさない授業に近づくのではないでしょうか?
また、動画やアニメの教材づくりには、教職課程を先行している大学生や講師など若い頭脳と、製作のプロで構成(もちろん教員監修のもと)柔軟な切り口で製作をしたいと考えます。
教育は、必ず結果の出る未来への投資です。義務教育の小中学校でしっかり投資すれば、9年後の高校進学という結果がはっきり出ます。
高校教育でしっかり投資すれば、3年後に偏差値や合格大学と結果が出ます。
これを恐れて「事なかれ主義で学校運営方針を決めている学校長」任命権者である教育委員会にも大きな責任があるのでは?
新しい時代(IT・DX)には新しい授業手法が生み出されるべきで、私立の中高校では、とっくに始まっているのです。
さぁ、選挙だ!
4年前、無風(無投票)は地域の声が全く反映されない。
何であれ選択肢を提示するのが政治の使命だと訴えさせていただきました。
選挙は私にとって、この4年間の活動が正しかったのか間違っていたのかがハッキリ解る唯一の機会です。
これまでの4年間で、20回(臨時号を含め)の活動報告を発行し、新聞折り込みで地域の皆様にお配りをしてきました。
2・6・9・12議会では、議案や予算のご案内、委員会・本会議での質疑内容、地域からお預かりしたご要望に対する取り組み方とその結果。
出来たことも出来なかったことも正直にお伝えをしてきました。
新型コロナ感染症もあり、なかなか対面でご案内や意見交換ができなかった4年間ですが、私の政治や行政に対する考え方と行動は、地域の皆様に伝わっていると信じています。
厳しい通信簿をつけていただく唯一の機会。
応援していただける方も、そうでない方も、4年に一度しかない機会の選挙には「時間を作ってでも足を運び、自分の意思を投じていただきたい」と思います。
選挙まで残り2週間。26日からは浜松市長選挙が始まりますので、実質的には残り1週間の政治活動となりますが、交差点や街角に立ち、私の考えを訴えてまいります。