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山本たかひさ

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静岡県議会議員【浜松市中央区(旧南区)選出】
山本たかひさ です!
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2024 / 07 / 15  10:05

篠原地区 海浜公園

公園そのものの利用率を上げるためには様々な対象者の設定をする必要があります。

ひと昔前は公園=子どもや子供連れの家族が遊具で遊ぶ。という作りが一般的でしたが、今の時代、全国で人気の公立の公園を見ると、子ども~高齢者まで幅広い層が利用できるようエリア訳をしているケースが多い。

篠原地区設置予定の海浜公園も「スポーツ」をキーワードに、スケートボードやBMXのアーバンスポーツエリア、マルチで知用出来る芝生広場などを考えていますが、

私は「BBQ広場」「キャンプ場」「グランピング施設」「シャワールーム」など有料で利用する設備も併用し、公園内各所にキッチンカーを駐車できるスペースも設けるべきだと考えています。

行政が造る公園は、無料で利用が基本でしたが、これからはメンテナンス代だけでも「稼ぐ」スタイルに変えていくのが望ましいと思っています。

利用者負担と市民・県民サービスの両立を目指す。箱もの(体育施設や文化施設)は有料利用を前提で設置するのに、公園だけは全て無料という時代でもないと思います。

上記の有料設備は行政が設置運営しなくとも、公園の一部エリアを民間企業に有料で貸し出したり、指定管理者に商売をすることを条件に管理委託費を抑えた設定で契約を結ぶのも良いと思います。

もちろん公共の公園なので、様々な商売を展開する前に、県や市と協議し、相応しいかの判断は必要ですが…

篠原の公園は、静岡県と浜松市で協議会を作り、民間にはオブザーバーとして参加していただく意向とのことですが、デザインも運営方法も民間と協力して作り上げる方が喜ばれる施設になると思います。

官がつくるのではなく、官は場所を提供し民間がつくり営業していただくくらいの民間発送民間運営を目指していただきたい。

2024 / 07 / 11  09:55

多目的ドーム型スタジアム建設促進期成同盟

多目的ドーム型スタジアム建設促進期成同盟

県営野球場の建設に際して「多目的ドーム型スタジアム建設促進期成同盟」から顧問就任を依頼されましたが、お断りをさせていただきました。

ドーム型球場に反対している訳ではありませんが、公園周辺の区画整理を伴う一帯の開発計画、交通アクセスの構築(高塚駅からの公共交通機関)など課題を克服しなければ、多目的ドーム型スタジアムを建設しても「宝の持ち腐れ」になってしまいますので、

これらの課題を議論することが先決だと思っています。

さらに私は県議会議員という立場ですので、地域の要望と静岡県の財務状況、他地区の県民の声を中立・公平な立場でお聞きし、議論を深め、議場で賛否の結論を出すことが責務だと思います。

最初から、賛成・反対の立場で議論を進めるには、あまりにも大きな事業ですので、乱暴な議論はしたくないのです。

最終的に賛成を投じ、その後のスタジアム運営に多額の赤字が続いたとすれば、議員を辞めた後まで賛成を投じた議員(もちろん行政や首長も)は責任が生じることを肝に銘じて判断をすべきだとも思っています。

国への公園設置の申請は、屋外2案+ドーム球場の3案で行い、公園敷地の測量と取得が進められます。敷地の取得だけでも数年かかりますから、この間に周辺の整備や交通アクセスも整える計画を確定したうえで、これなら2.2万人収容のドーム型球場も活かせる。

と判断できる材料を揃えることが、決定に最短のルートだと思っています。

費用負担についての議論もまったく行われておらず、県単独では無理なので国や浜松市への負担もと言ったとたんに、寝耳に水との声も上がっているので、ここもしっかり議論して費用負担を決めてからではないと、話は進まないのでは?

仮に5年後に決定としても、5年後の静岡県や浜松市の財政状況がどう変化しているか、予測できません。何より、完成後の需要予測すらできていません。

今、日本の景気はデフレから脱却し緩やかなインフレに動いていますが、部下の値上がりに賃金が追い付いておらず、実質賃金は下がっています。実質賃金の上昇が物価の値上がりを超えれば、経済成長の好転となりますが、道半ばなので楽観的な予測は立てれないと感は得ます。

多目的ドーム型スタジアムであっても屋外球場であっても、生活(家計)のゆとりができないと、趣味や娯楽への消費は伸びないので、スタジアムの運営は厳しいことでしょう。

仮に、建設は県の予算で行い、建設後、浜松市に委譲し浜松市が運営の責任を負うとしたなら、それでも浜松市は賛成なのでしょうか?

県の予算で建設し、県の予算で運営するのが条件という考え方なのでしょうか?

→どっちにしても原資は税金なのですが。

一方、県が必要だと判断できるなら、県の一般会計は1兆5千億円。建設に5年を要するとすれば、単年度で100億円の歳出なので、他の事業見直し等で十分やりくりは出来ます。

ですから、鈴木知事が多目的ドーム型スタジアム建設に胸を張って政治決断し、ゴーサインを出すことも可能です。

開放型ドームという知事の考えは、アカウミガメの保護の観点から0点だと思います。それなら、2案であるナイター設備無しの屋外球場にナイター設備を行い、ウミガメが上陸・産卵・孵化する4月~9月までの期間をナイター禁止機関にする方が余ほど現実的です。

2024 / 07 / 10  09:37

野良犬議員

私は自らを「野良犬議員」と言っています。

政党にも会派にも所属せず、後援会すら持たない。いわば飼い主のいない議員。

親を初め、ご先祖様にも政治家はいませんし、法学部や政治経済学部ではなく経済学部の卒業です。

ですから、視野も広くないでしょうし、専門的な知見もありません。

いい年なのに、大した貯金もなかったので、看板もカバンもありませんでした。

でも、生まれ育った地元から聞こえる様々な要望の声を実現したいと選挙に手を挙げました。

地方議員は、一人でも何とかお役に立つことができます。

ですから、この地域を変えたい。今の社会を少しでも変えたい。こんな街にしたい。

そう考えている人は、地盤も看板もカバンが無くとも、どんどん選挙に出ていただきた。

い半面、地方選挙では都知事選のようなお遊びや売名の立候補は相手にされません。

地方議会は公平かつ中立な組織です。私のような一人議員の野良犬でも、会派所属の皆さんと同じように発言し意見できます。

 

あ、狂犬病の注射は打ってますし、噛みついたりしませんのでご安心を。

 

2024 / 07 / 04  09:02

大阪万博への出展をめぐり…

大阪万博への出展をめぐり…

所属する産業委員会で、大阪万博への出展事業に対する質疑を行いました。

5390万円の使途として、企画料=800万円、設営料=1500万円、VRなどの映像関係=1300万円との答弁。

茶畑とワサビ畑を見る約5分間のVRは最大5人が同時視聴とのこと。

5人×12回(1時間)×8時間×3日間=1440人(交代時間を含まず、途切れることもない最大人数)としても@9027円

一人1万円をかけて茶畑とワサビ畑のVRを見せてどんな効果があるのか?との質問に明確な答弁はありませんでした。

さらに、対象者数の9000人の根拠は?との質問にミラノ万博に出店した際の来場者をもとに設定したとの答弁。

ミラノと大阪では、日本人・外国人の比率も大きく異なるし、静岡県への来県や買い物を推進する意気込みが感じられない。

総事業費5390万円+ブース代75万円÷ブースへの来場者9000人=@6072円もかけての予想経済効果は?の質問にも明確な答弁がありませんでした。

討論の際に、「討論というより提案ですが、鈴木知事の所信表明では①経営感覚とスピード感を持った行政運営②税金は無駄にしない③最小の経費で最大の効果を上げる行政とされていたが、この事業はおおよそかけ離れていると感じる。

予算額自体は2月定例会で当初予算として決議しているので、減額は求めないが、予算額に見合った事業内容の再考と波及経済効果の設定を求めたい」と発言をしたところ、大石健司委員長より、山本委員の発言は重く受け止め委員長報告に盛り込んでいただけることとなりました。

さらに昨日の報道では鈴木知事も「高すぎる」とお怒りの様子だとのことですが、6月12日に鈴木知事は記者会見で大阪万博出展と事業内容を発表しているので、容認していたと捉えられてもしかたないとも思います。

さらにさらに、この予算は2月議会で議決されましたが、その時点での事業説明は「日本茶のおもてない、VRなどを使った食の紹介」程度で具体案は何も記載されていませんでした。

→これでは、昨年度の産業委員会でも質問のしようがなかったのかなと感じます。

まてよ?その時から5390万円という何とも中途半端な金額が提案されていたのですから、項目ごとに見積もりを取って積算したハズですよね?なぜに2月議会の議案は、曖昧な事業展開案しか記載しなかったのか?

【結論】何をやるか決めてないけど、とりあえず出店しよう。ほかの行政や過去を参考に5390万円で計上してみましょう。予算が通ったので、消化できるよう代理店に丸投げした事業展開案が6月議会ででてきた。

そんあ邪な想像をしてしまうようなお粗末な事業案なのです。

2024 / 06 / 26  09:51

鈴木知事に「幸福度」について質問しました

鈴木康友さんが県知事となって初の6月定例会の一般質問にて登壇しました。

16年間の鈴木康友浜松市政において、一般社団法人日本総合研究所の調査では政令指定都市において浜松市が「幸福度日本一」になりました。

この発表を受けて鈴木知事は市長時代に「政令市で日本一ということは全国の市町で日本一だ」と誇らしげに語っていました。

市民が浜松市に誇りを持ち、幸福感を持っていただくことは大切なことですが、別の民間研究機関の調査の「第5回地域版SDGs調査2023」では、静岡県は26位。

さらに、他の民間調査の「住みよい街ランキング」では、浜松市は109位とその判別は様々。

つまりは、調査会社や調査方法によってランキングなんてものは、いくらでも変わってくるし、住民の一人一人が幸福感を持ってもらうことが大切なのです。

日本一と胸を張る一方で、ご承知の通り静岡県は人口当たりの交通事故が日本ワーストワン。その静岡県内35市町の中で浜松市がワーストワン。

交通事故ワースト日本一の浜松市が、どうして幸福度日本一になるのでしょうか?

さらには、静岡園内の自殺者は約600人。うち浜松市は約200人。静岡円の生活保護世帯は約30万世帯もあり、不登校の子どもたちは県内で約1万人。

これらを見ないことにして「幸福度日本一」だと胸を張る行政は、住民の幸福度追求の思考回路が停止してしまっているのではと危惧します。

幸福度はそれぞれの思いで感じるもので、行政は幸福度アップ(※日本一のランキングでを追うものではない)のために、ゴールのない永遠の追求課題であるべき。

との思いを知事にぶつけてみましたが、答弁は「ウェルビーイング指標」に照らし合わせるとの答弁でした。

ウェルビーイング=アンケート調査による主観的幸福度と経済や健康や暮らしの環境を客観的に数値化したもので、最も現実に近い指標ですが、こればかりを追い求めていると

人としての大切な感情が置き去りにされてしまうのでは?と心配になります。

静岡県民360万人の全員に幸せを感じていただくことは不可能です。

だからこそ、ゴールのない課題として行政はチャレンジし続けるべきではないでしょうか?

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2024.07.27 Saturday