お知らせ(ブログ)
自民党総裁選挙
解党的出直しを目指す自民党の総裁選挙は高市早苗さんに決まりました。
初の女性総裁=女性総理とマスコミは騒いでいますが、今時、男女の性別に触れること自体が時代に遅れているマスコミらしい。
高市さんはかなり強力な保守層に強烈に支持されており、安倍元総理の直属の保守本流と持て囃され、ご本人も対中国、対韓国に過激な発言をして株を上げてきました。
熱烈な支持層は、高市さんが総理大臣になる事で、媚中媚韓は解消ざれ、憲法改正に突き進み、靖国も参拝し、日本人の心を取り戻す。
中国なんて相手にしない強い日本をつくってくれると信じている人が散見されるところが、今後の火種となる危険性が高いと危惧しています。
実際に今回の総裁選挙では靖国神社参拝について「適時適応」と濁しているし、参拝するか否かで中国と再び摩擦を大きくすることに何のメリットもない事は高市さんが最も理解されていると思います。
憲法改正も現状の与野党議席では、絶対に前へ進まないし、今後、解散総選挙を行っても自民単独で2/3議席を取ることは暫くないでしょう。
自民・公明・維新・国民・日本保守¥参政党を巻き込んで健保改正実現に持っていけるかも疑問です。
→何より、自民党の中にいったい何人の議員が憲法改正を本気で考えているかも怪しい。と私は思っています。
先ずは、物価高対策において野党とどこまで合意し実現できるか?これによってご祝儀支持率も一気に冷え込む危険があるので、対中・対韓政策や健保改正は超後回しになるでしょう。
トランプから更なる関税の揺さぶりに対応できるかも疑問。強がったら即沈没。仕立てに出ても即沈没。外務大臣や経済産業大臣、防衛大臣などの人事は相当慎重に行わないと、高市さん一人の支持率では何の実績も上げられないと心配しています。
心配していると書くと自民党支持と思われますが、イチ地方議員として政治の安定と政策の実現を求めているだけで、政権交代してそれが実現できるなら、それはそれでしっかり応援します。
中央の政治の混乱、政局は地方政治・行政に大きな影響を与えます。アメリカのように予算がまとまらず、政府停止にでもなったら、地方行政は確実に麻痺してしまいます。
中長期的な政策が確実に実行される。つまりは先が見える政治を行う体制が撮れているか否かが地方にとっては重要なのです。
ですから、今は、「高市総理総裁、頑張ってください!」としか言えないのです。