あなたの声と県政を結ぶ
山本たかひさ

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静岡県議会議員【浜松市中央区(旧南区)選出】
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2025 / 05 / 27  12:28

行政は誰のために…

ゴールデンウイーク明けから、6月議会一般質問に向け、各部局へのヒアリングを行ったり意見交換をしています。

日頃から感じている事、地域からの声、時局的な案件まで20項目程度についてヒアリングを行い、質問事項を絞り込む作業で、個人的にも大変勉強になる時間です。

各部局の課長と担当者がヒアリングや意見交換にあたってくれるのですが、①課題意識は共有できているのか ②事案に対する解決策を計画または予定しているのか? ③今後、計画や施策を講ずる気持があるのか?

などを聞き取り、こちらも説得の工作をするのですが、中には、話(思考)が全くかみ合わない職員もいらっしゃって、腹の中でスーパーイライラ棒がビリビリとする場面もあるわけで…

その際に感じるのは、「あなたはどこを見て職務についているのですか?」という疑問。担当課長は、もちろん、その専門(課)の仕事を全うするのが役目なのですが、木を見て森を見ずというか、そもそも行政は何のために、誰のために仕事をしているのかという大義を忘れているのでは?と疑問に感じてしまう発言が出ると、ガッカリ~な気持ちになります。

教育も文化芸術の奨励も産業育成も農業支援も道路や河川の改修も福祉政策も、全ては県民の満足のため、幸福のために行っているのでしょ?

部内の自分の立場や所属する課のことだけ考えているようでは、職務としては成り立っても、県の職員としては失格です。

横にある自分の木を一生懸命育てることに汗を流し、俯瞰から森全体を見る。森の中において自身の1本の木の役割を考える。逆にその1本の木が森に与える影響を考えながら育てることが出来る職員は、こちらがぶつけた課題点についても、しっかりと共有でき

何処と連動したら課題解決になるのかを一緒に考えてくれる職員。

セクショナリズムとは少し違って、公僕としての使命感があるかないかだと感じます。

話はそれましたが、こちらも登壇して質問をする以上、ゼロ回答やうやむやな答弁をもらっても質問をする価値が無いので、抜粋段階で切っていくのですが、今回は余りにも残念な思考の職員に対しては、議場で白黒つけましょうか?という気分になっています。

これから具体的な質問原稿の執筆に移って行きますが、これまでのヒアリングの経緯も含めて、部局内の各担当課との連動やつながりなど嫌味も含めた質問をひとつだけぶつけようかと思っています。

2025 / 05 / 06  13:37

浜松まつり

浜松まつりの起源は、今からおよそ450年前の永禄年間、当時浜松を治めていた引馬城主飯尾豊前守に長子義廣公が誕生し、殿様の跡継ぎ誕生をお祝いしようと、入野村の住人、佐橋甚五郎の進言によって義廣公の名前を凧に記して城中高く揚げたのが始まりと言い伝えられています。

実際の凧揚げ合戦や御殿屋台は終戦後ともいわれていますし、祭り=祀りではなく、町内で発語の成長をお祝いするフェスティバル=催し物てきなモノですが、浜松に生まれ育った私には、そんなの関係なく、ひたすら楽しい3日間なのです。

凧場で騒ぎ、華やかな屋台を引き回し、夜の練りは一種の覚醒のような感覚に似た高ぶりを感じられます。

1年の間のたった3日間。こんなバカ騒ぎのお祭りがあっても良いじゃん!と思えてしまうのです。

昨今は、浜松まつりも「観光化」されてしまい、参加する人のまつりなのか、見物に来る観光客のためのまつりなのか?分からなくなってきてしまいましたが、ルールの中で目いっぱい楽しむ方法を段取りするのもまた楽しい一面もあります。

正直、昔のように朝6時から深夜2時3時までのバカ騒ぎを3日間続けれる自信は皆無なので。笑

ただ、千年の歴史を持つ岩手県奥州市に伝わる伝統行事「裸祭り」は上半身裸のポスターを「不快感を与える」としてJR東日本が掲示を拒否し話題になったことは、皆さん記憶に新しいと思いますが、地域の伝統や文化風習を「不快」と誰の判断で決めつけてしまうのか?

一部の過敏な感覚の人の声が大きく通ってしまっているのでは?そんな危惧も持っています。

浜松まつりも、夜の練りの「ラッパ」が煩いとのクレームが増えだして夜10時までとなりましたが、173の参加町全てでクレームがあったのか?と言えば、決してそんなことは無いと思っています。

各自治会単位で町民と話し合い、其々の町内で10時までとか11時までとか、朝までとか(笑)決めて、おまつりを楽しめば良いのではないでしょうか?

全国には夜通し踊りまくるお祭りも沢山あります。磐田市の見附天神祭も「裸祭り」の奇祭ですが、ポスターを含めて「ケシカラン」なんて話は聞いたことがありません。

男性のシンボルを祀り、ご神体として引き回す祭りだってありましたよね?

男女平等だとかLGBTだとか個性の尊重だとかを声高らかに訴えるなら、尚更、全国の奇祭やその表現に、第三者が口を出すべきではない!と強く思う次第です。

自町の浜松まつりは、時間厳守で事故も事件もなく、綺麗に終わりましたが、中央の屋台運航も合同練りも、実行委員会に物申したい課題は沢山あったと思います。

浜松っ子の皆さま、お疲れさまでした! 362日後に、また楽しみましょう!

浜松まつりも全国の祭りも、その行事に直接携わらない人の意思で、様々な制約がつくられていないだろうか?

 

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2025.07.01 Tuesday