お知らせ(ブログ)
田久保伊東市長
学歴はそれほど重要ではないと思っています。
伊東市市長選挙においても学歴を重視した有権者はほとんどいないと思っています。
私は、メガソーラー反対派です。(住宅などの太陽光パネルもリサイクル技術が未熟な現状では、積極的に推進はしていません)
さらに、伊東市に図書館やコミュニティセンターの新設にも疑問を持っています。←財政と市民サービスのバランスと観光客アップにつながらない。
ですから、田久保さんには、学歴詐称などせずに堂々と戦って欲しかったと思います。
でも、致命的なのは、学歴詐称の疑惑が浮上してからの言動です。
卒業証書(らしきもの)をチラ見せでやり過ごそうとしたり、再提出を求められても提出を拒否。百条委員会への証人喚問も拒否。
疑惑浮上当初に虚偽を認め、余分な卒業書もどきをなどつくらず謝罪していれば、辞職勧告を議決されても有権者の後押しは大きかったと思うし、
不信任案を議決されても出直し選挙で再当選できる可能性は大きかったのでは?と思っています。
つまらない嘘を嘘で上塗りし、がけっぷちに追いやられるのは、最悪のシナリオだと、弁護士も重々理解していると思います。
建設推進派との政局も部分もはらんだ騒動だとは思いますが、メガソーラーをとめたから学歴なんて気にしない。との声は間違っています。
学歴詐称は、公職選挙法において重大な法令違反ですし、最悪、当選の取り消しと公民権の停止につながります。
本来は、支援していた人たちは、おかしな論理の擁護をするのではなく、さっさと辞職して出直し選挙を仕掛けるべきだったなぁと感じます。
伊東市の場合、図書館や文化ホールを市民サービスとしてのみ建設するのは「もったいない」と思っています。
だから中止ではなく、複合施設にして観光客がお金を落とす施設や体験に重きをおいた方が良いと思っています。
与党が過半数割れ
「助けてください」「最初で最後のお願い」情けない演説が各選挙区の自民党候補者から聞こえた選挙。
負けて当然。
「我々の政策が伝えきれなかった」
いやいや、自民党の愚策を理解したから、負けたのです。
「長い間、政権の座につき、自民党に慢心があったのでは?」
その慢心は、参議院の自民党議員のことでしょ。
一方、手ごたえを感じると自信満々だった野田さん率いる立憲民主党も伸びは無かった。
日本保守党や特に参政党が議席を大きく伸ばすということは、決して好ましい事ではなありませんが、国民が既存の政治に大きな不満を持っていること。
経済政策も国民の生活に具体的な利益につながっていない不満。
何より、若い人と高齢者の分断、日本人と外国人の分断を選んだ有権者の多さに、日本の行く末を憂います。
嫌中国、嫌韓国、嫌米国の「感情」が高まることは、日本の国益に得なのでしょうか?
鎖国でもして国内消費だけで日本は発展していけるのでしょうか?
中国からモノを買わないで、中国への輸出で食べていけるのでしょうか?
政治が「自分の生活や自分の思想」からの投票行動に直結した選挙だったと感じます。
自分の収入が少ないのは、高齢者の無駄な医療費が原因だ。職に就けないのは、外国人が日本人の7割の給料で仕事につくからだ。
生活が苦しいから、給付金をよこせ。
政治が身近になった反面、10年後20年後、50年後の日本国の姿を想像して投票した有権者がどのくらいいるのだろうか?
もちろん、日本の将来像を訴えた政党もありませんでした。
国家100年の計を訴える政党が一つも無かったことに、本気で日本の未来に危機感を感じました。
石破総理が理解できません。
総裁選挙で訴えていた公約は脩便直後から全て破棄し、公約は守るとは限らない。と何ともおぞましい答弁。
ギリシャより財政が悪いと、減税を否定しながら、選挙になると2万円の給付案を出し、それでも劣勢だと判断すると、「2万円給付は1回とは限らない」と複数回の給付を臭わす。
アメリカに「舐められてたまるか!」と国内に向かって粋がって見せたと思えば、中国異常接近や中国艦艇が鹿児島沖に領海侵犯しても、知らんぷり。
もっと言えば、安倍内閣の時に散々内閣の方針や施策を批判してきたが、石破内閣の政策は支離滅裂というより、ノン・アクションで何もやらない。
余りに支離滅裂すぎて私には石破総理が全く理解できない。
国会答弁ですら、平気で二転三転するは、さらに閣僚がポンコツ過ぎる。
今回の参院選で佐賀市入りした石破総理は、「この厳しい中、我々はこびることなく、迎合することなく、何が日本のために必要なのかということをまっすぐに訴えていきたい」
と言ったかと思えば、「今回ほど厳しい参院選は見たことがない。助けてください。日本のために」と泣きつく始末。
物価高であえぐ国民の「助けてください」の声は無視して、候補者を助けてください。とは残念過ぎるお言葉。
これまで、愚策に賄賂と日本を政治を散々な目に追いやってきた総理も数人いますが、石破茂ほど興ざめしてしまう総理は私には初めて。
この総理総裁で、参議院選挙を戦う自民党が何とも哀れ。
今年の9月には、前倒しして総裁選挙を行い、顔を変えて立て直しをすると思っていますが、、、自民党に対する国民不振は、そう簡単には払拭できそうにありません。
日本の政治がバタバタしている間に、中国の脅威、対アメリカとの貿易摩擦は一層進み、新体制になるころには、外交はガタガタになり、株価も物価高も予想以上の悪い数値となりそう。
ホント、しっかりしていただきたい。
参議院議員選挙で日本は変わるの?
マスコミでもSNSでも参議院銀選挙が熱を増していますが、リアルな生活の中では選挙カーの声も稀にしか聞こえてこないし、物価高でそれどころではない。という声も聞きます。
今回の選挙は参議院で与党(自民党+公明党)が過半数を維持したうえで、野党の政策を受け入れながら議論を進めていく半ねじれ国会となるのか、
それとも参議院でも与党が過半数割れし、実質的な政権を失うかの瀬戸際選挙なんです。
つまりは、今回の選挙で、政権がひっくり返る事に「王手」をかけるか否かの、とても重要な局面を迎えていることになります。
とはいえ、野党も立憲民主党から日本保守党まで余りに政治理念が異なる政党が乱立しているので、野党連立により一気に政権交代とはいかないでしょう。
しかしながら、これまで自公政権が推し進めてきた政策は、全般にわたり立ち止まり見直しを迫られることは必須で、これまでの自公政権の是非を真正面から問う選挙となっています。
残念なのは、静岡選挙区のような2議席枠の選挙区で、長い間与野党1議席づつ。今回も、自民党の牧野氏と国民民主党の榛葉氏で与野党1つづつ分けっことなることは有権者の殆どが予想しているため、
いまいち盛り上がりにかけてしまっていることです。
自民党の牧野氏は「これまで経験したことのない強い危機感」とか言ってますが、当選は確実で(得票率は分かりませんが)また6年間は安泰の日々が続くことは、本人も陣営も有権者も腹の奥では分かってるのが事実。
国民民主党の榛葉氏も同様です。前回(6年前)のように、自民1議席確定で、残る1議席を国民民主党と立憲民主党で奪い合う野党起案争いが勃発したときは、えらい緊張感が走り、両陣営とも全力選挙、さらには自民党の一部も巻き込んでの大勝負となりましたが、
今回は、立憲民主党県連も榛葉氏の推薦に回り、実質一本化が成立したので、当確は安泰です。
となると、牧野氏VS榛葉氏は得票率でバチバチに競い合っていると言えます。
私も選挙は地震の選挙も含め、得票率を重視しています。選挙を戦うごとに得票率が落ちていく人は、基本的に仕事をしていないか有権者に飽きられているかが原因で、これは選挙を踏む政治家には致命的な要素だと思っています。
例えば、10人区の地方議員選挙で、毎回、最下位当選だとしても、選挙のたびに得票率がジワジワ上がっている議員の方が、毎回トップ当選だけど得票率が落ちている議員の方が危機感を感じる必要があります。
単純に言うと、有権者の期待や興味が離れているか、期待や目を向けてくれる有権者が増えているか。この違いは、大きいし、選挙の分析としてはとても価値のある数字なのです。
毎度、話がそれてしまいますが、、、、、
今回の参議院選挙は、自公政権に「お灸をすえる。ような生易しい選挙ではない」ということは、ご理解いただいたうえで、投票に足を運んでいただけたらと思っています。