お知らせ(ブログ)
6月定例会が開会されました。
知事提出議案と所信演説の中でリニア新幹線山梨工区の調査ボーリングについて「調査ボーリングは、JR東海・山梨県・静岡県が合意することを前提に、ボーリングにより静岡県側から流出したと判断される地下水について全量を戻すとの説明があり、一定の進捗がありました」として「今後調査ボーリングが県境から300m地点に達するまでに、静岡県の地下水が流出したと判断する方法・判断基準・返す方法について、関係者間で合意するよう協議を加速させます」としました。
知事は過日の記者会見で、「山梨の水、静岡の水は論じない」とこれまでの静岡の水が引っ張られるから山梨県側の調査ボーリングを中止しろとの主張を撤回したのではなかったのですか?
県境から300mの地下水が静岡県の地下水だとする法的な根拠は?(山梨県知事の苦言に対して、山梨県で出た水は山梨県のものだし、口を出すものではないと釈明したハズでしたよね?)
さらに、流出した地下水が、山梨県の水脈のものか静岡県の水脈のものかを検査判断するには1~2か月はかかることを森副知事は専門家会議で了承しています。
ということは、検査をしている期間は、やはり調査ボーリングを止めろという事なのか?とすると、10m進んでは水の分析で2か月休止、また10m進んでは検査で2か月中止とほぼほぼいやがらせ行為になるのではないでしょうか?
逆に流出したミスの検査を進めながら調査ボーリングを続けたら、県境を越えることもできるし、その前に破砕帯に行き着くと思われます。
さらに、静岡市長である難波さんが技術者として説明した調査ボーリングの説明に対し、「理事を辞めて半年以上が経つ」とけん制をしましたが、半年経とうが1年経とうが。調査ボーリングの在り方・進め方、リスクは変わりませんよね。
この半年間で、県境付近の断層がとんでもなく変化したのなら話は別ですが。
愛も変わらず、つじつまの合わない説明を平気な顔で説明されていましたが、余分なツッパリをすると記者から突っ込まれてしどろもどろの記者会見となるこtが予想されます。
6月定例会は、私を含めリニア関連の質問が7件出ると聞いています。7つの質問の答弁それぞれが整合性のある答弁ができるのか楽しみです。