お知らせ(ブログ)
浜松まつりと観光

浜松まつりに限らず、全国の有名なお祭りには多くの観光客が見学に訪れ、その経済効果も大きな期待が寄せられます。
しかし、祭りに参加している人は、お祭りがしたくて参加しているので、運行に支障が出るような大勢の観光客には閉口している場合もあります。
浜松まつりは神事ではないフェスティバル的な催しですが、やはり参加する人たちはお祭りを楽しみ、町内の初子さんを祝うために参加しているのです。
観光客に見てもらいたいのでもなく、浜松のバスやタクシー、ホテルに土産屋が儲かるためにやってるのではない。
なのに、お酒が祭りに参加している人だけが飲酒禁止だとか、9時に終われとか、おかしくないのか?とお叱りをいただきました。
松潤が来浜していただけるのは、ありがたいけど何で御殿屋台の中央参加の日程を削るのか?ともお叱りをいただき、「浜松まつりは、浜松市の観光イベントになってしまったからね」と苦笑いで返事をすると、
「それなら、客寄せに使われてる俺たちは出演料をもらう権利があるだろ?」と返され、汗;;;
地域のお祭りに行政の行き過ぎた関与や強制は、やはり考え直さないといけませんね。
一方で、お祭りに参加する人口は、どの町内も年々減少していると思います。
私の町内でも、参加人数は町民の役1割強。運営費は自治会費として町民から徴収しているので、ここもお祭りのあり方が変わってきているようにも感じます。
町民の自治会費で購入したお酒を浴びて、地面にジャブジャブ流すような行為は慎まなくてはいけないな。と思っています。
練の摺り足もご年配の方たちは嘆いていますし、糸きり合戦にしても、盛り上がる前にニッパーが入ってしまう。
反省点と改善点、過去に戻すべき点をじっくり考えてみたいと感じた3日間でした。
新しい任期が始まりました。

所属会派を決め、常任委員会も内定し、19日には臨時議会が召集され正副議長の選出~常任委員会が開催されます。
控え室も引越しとなり、ひとり会派の私は個室を与えていただきました。
6月議会から本格的な議会活動が始まりますが、議会事務局より「6月定例会での一般質問を誰もやりたがらないので…」と相談。
選挙活動中に様々な声をお預かりしているので、その声を届けたいのだが、どの声を届けるか、論点をまとめどの方向の答弁を引き出すか、
思案の時間に余裕が無いので、悩ましい相談ですが、職員さんを困らせるわけにも行かず…
ということで、6月議会で質問に登壇する準備を加速させます。
選挙とは冷酷な制度なのか?

知り合いの現職議員が今回の統一地方選挙で落選をしてしまいました。
就職をし政治活動を止めるとのこと。
せっかく政治を志していたのに残念な気持ちもありますが…
実は私も落選したときが引退のときと考えています。
地域発展のために汗を流しており、少なからず貢献もしていると思っていますが、
選挙で落選をするということは、有権者からは必要ないと判断をされた。
この審判に不服が無い以上、自分が政治を続けたいからとしがみつく必要もないだろうと思っています。
もちろん、10票とかの惜敗の場合は悩むと思いますが、自分としては無常ですが1票差でも落選は落選で
有権者の審判の結果だと受け止めなければと言い聞かせています。
選挙結果に救済措置はありませんので、きれいサッパリ諦めて、別の人生を探すことも立派な決断だと思います。
彼はまだ若いので、他の道を選択しても必ず成功すると信じ、エールを送りたいと思います。
※新人の皆さんは、その意思が消えない限り挑戦し続けて欲しいと思います。有権者の本当の審判は現職になってからだと思っているので。
ゴールデンウィーク に入りました。

今日からゴールデンウィークの大型連休が始まる方も多いと思います。
私たち浜松っ子は、浜松まつりに突入します。
今年の浜松まつりは、アルコール禁止ではありますが、糸きり合戦や町内の練りも行えるようになり、ようやくコロナ禍を脱したという実感が沸きます。
飲酒禁止なので、会所開きも粛々と行い、当然接待での一気飲みもありません。
この条件でおまつりを楽しむことが出来れば、ひょっとしたら、新しい浜松まつりのスタイルができあがるかも知れませんね。
私は喪中なので(浜松まつりは神事ではありませんが)直接参加は遠慮し、屋台運搬などのお手伝いのみとさせていただきました。
正直に言うと、年々、浜松まつりが面白くなくなってきていると感じています。
郷土の祭り(神事であれなかれ)町民や市民が主体で楽しむものだと思っていますが、浜松まつりは年々観光化され規制され、見物客のためにおまつりを開催している気がしてなりません。
行政としては、安全な運営と観光客の呼び込みで経済効果を上げたいのは承知していますが、観光客目線の運営に偏りすぎてしまった感があります。
一方、秋のお祭りは、氏神様の五穀豊穣を願う神事で氏子の4か町だけで行うので、観光客なんて1人もいませんし、地域のつながりの象徴を感じるので、大好きです。
祭りとは?地域のつながりなのか、観光資源なのか?難しい問題ですね。
その昔、告知ポスターの画像の男性が、上半身裸で不衛生と観光客?がクレームをつけ話題となりましたが、裸祭りや奇祭の類んび、他者がクレームをつけ、それにマスコミが飛びついて、
結果、行政が乗り出し規制や是正をする。まったく、本末転倒なことだと思います。
私が浜松まつりに参加し始めた45年前と比べると、おまつりの熱量は半分以下に感じます。(自身の熱量も下がってるのかも)
絶妙なバランス?

静岡県議会の会派構成が確定しました。
自民改革会議は単独で過半数を獲得するものの、公明党と無所属を併せても2/3の51議席に届きません。
無所属1人会派は5人ですが、賛否いずれも大勢に影響がありません。
ということは、悩まずに自分の考えだけで賛否をハッキリ申し上げることができる非常にありがたい立場だと考えています。
何度もいっていますが、様々な議案や県民の関心ごとに対し、自分の考えと意見をハッキリご説明することが、政治に信頼をいただく基礎基本だと思っています。
党や会派の都合で、自分の考えを捻じ曲げ、有権者に説明を濁すことをしていては信頼関係は生まれません。
中には、そんな事情も理解していただける寛大な支持者もいらっしゃるでしょうが…
県民の皆さん100%が賛同していただける決断は存在しません。ひょっとしたら、私の考えが少数意見の声になる場合のあります。
しかし、勇気を持ち批判を恐れることなく、これからの4年間もハッキリと賛否を説明していきたいと思います。