お知らせ(ブログ)
静岡県消防防災「新」ヘリコプター
平成9年から活躍してきた静岡県消防防災ヘリコプターが
9月1日より新オレンジアロー号に交代することとなり、
本日、新機体の就航式に出席をさせて頂きました。
NEWオレンジアロー号は、イタリアのレオナルド社の機体で
全国でも58機が導入されている信頼の高い機体です。
後続スピード、距離、高度、積載重量も大幅にパワーアップし
富士山8合目の救護所(海抜3200m)まで飛んでいき、
救護者を搬送することが可能になりました。
これまで、隊員の皆さまは、目をつぶって作業してもミス・ロスの
ないよう、乗り込み~ホイストによる降下・救助の動きを身体に染み
込ませる訓練を続けてきました。
ところが、今回の新規所はホイストが左右逆についているので、隊員の
動きは全て左右反対になります。
例えば、どちらの手でどこを掴み、どっちの足から乗降する…といった
一連の動作が逆になるのです。
このため、新機種は今年3月に納入され、5か月間にわたる徹底した
繰り返し訓練により、隊員の皆さまは左右逆の動きを身に着けた。
と、いうことです。(感謝)
安心の大型ヘリと熟練の隊員のスキルで、今後も静岡県民の生命を
しっかりと守っていただけます!
夏祭り
お盆休み中は、各町の夏祭りにお邪魔させていただきました。
ホロ酔いの先輩方と政治談議をしたり、同年代の方から
原子力発電や環境保護についてご意見をいただいたり、普段とは
異なる皆さんと接触できるのも大きな収穫です。
頂いたご意見は、県政にしっかりとぶつけてまいります。
ところで、最近の夏祭りで盆踊りを行う町内が減っていますね。
高齢化社会(失礼)だから、盆踊りは盛んになっても良いのに、
子どもの楽しみの出店ばかりが目立ちます。
盆踊りは、集落の男女の出会い(集団見合い)的な効果も大きかった
とお聞きしますので、現代においては「見合い」は必要ない?
ということでしょうか?
私が6年間お世話になった滋賀県では、盆踊りと言えば「江州温度」
があり、小学校の授業で振付を習い、運動会で披露します。
滋賀県人なら誰もが踊れるので、各地地域で盛んに踊っています。
「浜松音頭」や「浜松出世音頭」もあるので、ぜひ子供の世代から
振付を教えて、浜松市民総音頭で盛り上がりたいものです。
袋井や鹿島の大花火も綺麗ですが、地元町内のこじんまりした花火も
ステキですね。
樹bン議をしてくださった自治会や子供会の皆さま、お疲れ様でした。
リニア中央新幹線…
リニア中央新幹線が、静岡県の南アルプスにトンネルを通す工事に
ついて、大井川の水量の確保と南アルプスの環境保全が保証されて
いないとして、静岡県はトンネルの本工事に許可を出していません。
これにより、本工事の遅れ→開業時期にも影響が懸念されると、
愛知県の大村知事が川勝知事を大批判しています。
報告書を読めというのが高飛車だとか、報告書を読んだが何の意味も
ないとか、声を荒らげて批判をされていました。
品性が全く見られない大村知事の記者会見は、三流政治家だということを
露呈してしまいましたね。(笑) あ、話がそれました。
トンネル工事という開発行為をする以上、自然環境の100%保全は成立しません
ので、最大限の努力により最小限の自然破壊に食い止めるか?というのが、
今回の着地点なのです。
しかし、これまでJR側は
「やってみないと分からない」
「根拠はないが、責任をもって全量(水)は大井川に戻します」
この相反することを平気で並べた回答しかしておらず、静岡県としては
「分からないけど責任を持ちます」を信頼できるハズもありません。
そもそも大井川は、発電のためのダム建設により、大変な水量が減少と
なり、現代では「超すに越せない大井川」の面影もありません。
静岡県知事としては、工事による水量の減少を確実に抑え、
大井川流域の人々の暮らしや、大井川水源を利用した農業・工業を守る。
この一言につきる。と私は理解しています。
私たち県西部の大水脈「天竜川」の水量は大丈夫なのでしょうか?
ルート的に、長野県内のことなので、私たちは口出しできませんが、
上流で水量が減れば、当然、浜松市を流れる河口域も水量は減るのです。
リニア技術そのものが、世界からはガラパゴス化してしまった技術という
声もありますし、品川⇔名古屋間が、現状1時間30分から40分になる
メリットって、ビジネスユースしかないんじゃないの?という声も聞かれます。
ならば、開業時期ありきではなく、じっくりと合点の行くまで話し合う時間を
しっかり作り、開発と自然破壊、利便性による受益者としわ寄せを受ける地域
住民をスッキリさせてからでも、遅くはないのかと思います。
※これまでの経緯関連記事
https://minamialpstunnel.web.fc2.com/oldnews/Shizuoka-news.html
子育て支援
少子化対策に政府も地方行政も躍起になって取り組んでいます。
子どもは、地域で、国で大切に育てる!と、待機児童ゼロを目指し
保育園・子ども園を建設し続け、箱は出来たが保育士さん不足。
医療費も授業料も無料。
その一方で、子どもの虐待件数は増え続け、昨年度は16万件と
なりました。
子育てをサポートしてるハズなのに、虐待が増える。
「保護者が、愛情を注いで子育てをする。」この当り前が薄れて
しまっているのです。
ということは、現在、子育てをしている親の世代の教育方法が
間違っていたのでは、ないでしょうか?
教育というものは、必ず結果が出ます。
ゆとり教育、個性教育、やりたい事、好きな事をやれば良い。
そこを引き出すのが教育だと行ってきた結果が、現在の結果と
なっていると思います。
となると、今からでも結婚の素晴らしさ、子育ての大切さを
しっかり教育に盛り込まないと、少子化&子ども虐待の連鎖は
止まらないのではないでしょうか?
緊急措置として、虐待された子どもを救うことは大切ですが、
虐待など起こらない世の中をつくる。その原点は教育です。
ここをしっかりと取り組んでいただきたいと痛感した日でした。