お知らせ(ブログ)
選挙後砂漠
国政選挙のたびに思うこと
あれほど日本が抱える問題、未来の日本のあり方を訴えていた候補者たちが当選した途端に何も発信しなくなる。
嵐のような選挙活動が終わった後は、砂漠のような殺伐とした実生活に戻される。
有権者も、あの政策が良い、この候補者が良い、あいつは駄目だと大騒ぎしていたのに、与野党の訴えていた政策の実現への道筋を問うこともせず、日常生活にシフトしていく。
応援した候補者や政党があるなら、とことん政策実現に向けての後押しや時には批判をしていかなければ政治は前進しません。
当選した議員さんも、選挙中の公約に対しどんな活動をし、どこまで進んでいるのかを有権者に詳細に説明しながら共に歩んでいく姿勢が見られない政治家が多い。
熱しやすく冷めやすい日本人の文化なのでしょうか?
コロナ対策、景気対策、物価対策、教育、防衛力…選挙期間に散々と訴えていたことへの具体策と実現への取り組みが国民に見えないようでは政治不信はさらに高まります。
小零細企業は、原材料高騰を価格転嫁できずに苦しんでいます。小さな声に耳を傾ける。一隅を照らすことが政治の原点。大きな声大きな票の固まりを追いかける政治だけなのですかね?
政治とお金
画像は政務活動費の不正使い込みで有名となった元兵庫県議会議員。
富山県では会派ぐるみの不正も話題になりました。
過日、私が良く知っている市議会議員が東京出張にあたり嘘の支出書を提出し、使用にもかかわらず公務扱いとしていたことが発覚し、
議会で陳謝、返還を申し出ましたが、議会(行政)は返還をを受理せず公金横領の容疑で刑事告訴するとの発表がありました。
詐欺であり横領ですから金額いかんに係わらず当然です。
一方、地方議員も出処進退は個人の意思となり、辞職勧告を決議しても辞めないふてぶてしい議院もいます。
議会の仕組みでは懲罰委員会を立ち上げ除名=強制辞職を決議することもできるので、毅然と対処する議会の姿勢も大切です。
お酒を飲んで泥酔し、路上で寝てた。こんな案件も議員としての資質が問題視されますが…
日本人と宗教
この世に生を授かり初宮参り、七五三で神様に健やかな成長を願い、受験や就職試験ではお守りをいただき、チャペルで神父様に愛を誓う。
そしてそれぞれの式であの世に送っていただく。
日本人の多くは、いわゆる無宗教で、私もご多分に漏れずその一人ですが、それで満足しているし日々の生活も人生も充実を感じています。
一方、宗教に熱心な人たちは、その教えにのっとった生活をし、その教えに基づいた行動をすることで、生活や人生が充実をしているのですから、どんな密教であれ、否定するものでは無いとも思います。
信ずるものは救われる=自分を信ずるも教祖を信ずるも同じことなのです。
しかし、今回の事件のように、そこへ政治の利用(どちらが利用しているのか不明ですが)が加わると、やはりきな臭いと感じてしまいます。
世界の国々も日本も、歴史上、宗教を政治に利用してきました。
信じているからこそ従順な信者さんたちを利用したり、政治のガス抜きに宗教を利用したり、逆に布教活動に政治を利用したり…
政治家にしてみたら、まとまった票田なんでしょうね。
しかい、宗教とは、その教えに共感し、信じてこその存在だと思います。信じてもいないのに票欲しさに入信したり、幾つもの宗教の会員や信者になる政治家は、もってのほか!宗教を愚弄しているとしか思えません。
複数の宗教団体に顔を出し、賛同した振りをすることは宗教への冒涜だと思います。
我が家は、曲がりなりにも仏教浄土宗なので、他の宗教に顔を出していたら、極楽浄土へ送っていただけないし、バチがあたりますから。笑
動物愛護管理法
SNSで浜松市中区のペットショップでのペットの扱いが醜いとの話題を知った翌日に愛猫家の方から「何とか救済を!」とのご連絡をいただき、浜松市動物愛護教育センターへ連絡。
以前から度々苦情が寄せられている店舗なので早急に当該店舗を調査し必要な措置を行う。とのことでした。休日にもかかわらず職員2名で店舗を訪問し、現状を調査。是正の指導を行っていただきました。
そこで、今後改善されない場合はどうするのか?と尋ねたところ、助言→指導or勧告→行政指導→行政処分の順であることから改善が見られない場合は勧告を行うとの回答。
段階を踏まずに行政処分という乱暴な事はできませんが、ペットの命に係わる問題ですから、迅速かつ適切な是正ができないものでしょうか?
動物愛護管理法では「愛護動物をみだりに殺したり傷つけた者」「愛護動物に対し、みだりにえさや水を与えずに衰弱させるなど虐待を行った者」「愛護動物を遺棄した者」に対し厳しい処罰が与えられます。
昔のように「ペットをモノとして扱う」時代から「同じ命として尊い」と当たり前の倫理にようやく大転換した法律です。
6月議会の質問でも主張させていただいたとおり「私はペットの殺処分ゼロは当然で、ペットも幸福な一生を送る権利(守る義務)を重視しないようでは動物愛護管理法に抵触する。と思います。
子供の虐待に対し、強制的に一時保護が認められている「児童虐待の防止等に関する法律」と同等の権限を与え、緊急の場合には、勧告→指導→行政処分などという、まどろっこしい段階を飛び越えた迅速な対応が必要だと思います。
ペットの命も人の命も同じように重く尊い。国民全員の共通認識となる世の中を望みます。
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