お知らせ(ブログ)
身を切るだけじゃ…
肉を切らせて骨を断つ!
「大きな勝利を得るために、あえて小さな犠牲や損失を覚悟で敵に打撃を与える」の意。
鈴木知事の給料10%削減の「身を切る」とは、上記の意味なのでしょうか?
では「骨を断つ」は徹底した財政改革であり財政健全化のことだと推測します。
ならば、課長級以上の役職手当を5%カットする必要はありません。
各部局が展開している事業に対して、徹底した経費削減を指示すればよいし、特に来年度の事業は何度も見直し、中止や縮小を行うことが財政健全化につながる
最も王道の改革だと思うのです。
自分が身を切って、部下にまで強制的に身を切らせて「やる気アピール」だけでは、骨を断つことは出来ません。
自信が緊張感をもって決意を表すだけなら、自分だけが給料削減すれば良いのであって、特別職ですら身を切らせる必要もありません。
ましてや、来年度の当初見込みでは640億円の財源不足だと大騒ぎするなら、身を切る給料や役職報酬カットで削減できる約5000万円なんて焼け石に水であり、
改革の入り口にもならないと思います。
本気で身を切るなら、知事、副知事、そして議員の給料を再来年の3月まで50%カット!くらいの血を流さずして、世間にその本気度は伝わらないのでは?と感じます。
その代わり、課長級以上の職員の給料は何があっても守る。そんな気概が欲しい。
議員は賞与の据え置きに着地したようですが、これも事前に知事が各会派に膝詰めで協力要請していたら、結果は変わっていたと思います。
※私は無所属一人会派なので、この議論の場に立つことはできないので、決定事項に従うのみの立場ですが
もともとの財源不足を副知事が緊急記者会見したことも、知事や特別職の給料カットも、議会に何の相談もなく突然発表してから、関連する条例改正を議案提出するのも
ワンマン的で、民主的行政じゃないなぁ。と不満。