お知らせ(ブログ)
再起を応援できる世の中に
人は様々な失敗や過ちを犯します。
私もズルくてセコくて自分の甘い人間なので、これまでも数々の判断ミスや周囲に迷惑・心配をお掛けしています。
それでも温かく見守ってくれたり、批判に対する擁護をしていただいたり、反対意見なのに私の話を聞いていただき引き続きの応援をしていただいたり…
議員としても、人としても、周りの優しい心のおかげで成り立っています。
日本は罪を犯してしまった方の再起を積極的に応援する土壌ではないと感じていますが、それでも這い上がった人には称賛に転じることも多々あります。
これは結果もさることながら、その方の頑張りに対して共鳴・共感→感動→称賛へと繋がるのであって、その大前提は「罪を償う」ことから始まるのだと思います。
犯した罪、迷惑をかけていることを、無かったことにして頑張っても共感はしてくれません。
やり直すということは、一旦ゼロ=リセットが必要なのです。リセットは反省しそれを体で表すこと。
苦労して夢を掴んだ→労せずに夢を掴む人なんてほんの一握りで、大体の人はどんな夢であり多かれ少なかれの苦労をしています。苦労しても夢がかなわない人はもっと多くいるかもしれません。
自分だけが特別なのではありませんし、夢をあきらめる必要もありませんが、「やり直す」というステップを確実に踏んでいかないと周囲は認めてくれませんし、再度夢を実現することも難しいと思います。
ミスを犯したら誠心誠意お詫びをする。結果として周囲の期待を裏切ったのだから、期待を持っていただく前の時点(スタートライン)まで戻り、そこから再び頑張って走る。
選挙で付託されたからその職務を全うすることで云々と説く弁明されますが、有権者は違法行為や嘘をつくと分かっていて託したのではありません。
前述しましたように、私も自分に甘い人間なので小ウソをついたりはぐらしたりすることもあります。しかし、その発言による周囲や組織への影響も同時に判断しているつもりです。
中山県議について地域や関係者から様々なお叱りやご意見をいただいておりますが、すぐにでも辞職してやり直せば再起の可能性は十分にあります。
しかし、このままでは次の選挙で間違いなく道は閉ざされます。3年半あれば有権者は忘れる=選挙なれば必ず再燃します。
議員はあなたの志で成立するのではありません。有権者の応援で成立(当選)しているのです。
私は辞職勧告を突き付けられる前に自ら辞職することをお勧めします。