お知らせ(ブログ)
保守だと思っていましたが…

私はこれまで生活スタイルも政治理念も「保守より」だと思っていました。
ですから、極左の人たちの主張や思考回路は全く理解できませんでした。
ところが、SNSに流れてくる「自称保守」の人たちの主張や相反する主義の方たちへの批判(攻撃)を見ていると、「保守って何なの?」と自問自答。
最近話題の日本保守党の主張、党首や幹部の発言の汚さ、異なった意見に全く耳を傾けない態度…と自分たちこそが真の保守という自負を見ていると、「あー、私は保守ではないな。保守と思われたくもないな。」と感じます。
これまで意見や主義の異なる人のお話も「あー、そんな考え方もあるんだなぁ」と否定はしてこなかったつもりですし、改革の流れも嫌いじゃないし、日本も世界も人類は新しい考え方を確立し世界平和を守っていく必要があると思うし、
中国や韓国の政治手法は嫌いだけど、中国人や韓国人に個人的に受け付けられない人もいないし…
ということで、私は本日から自分を「中道リベラル」と位置付けます。
日本の文化風習や歴史は重んじますが、思い切って変えるべきこともあります。
「先祖代々の云々」と「夫婦別姓」は両立できると思いますし、家族の絆うんぬんは夫婦別姓というより教育の仕方に問題があるのでは?
LGBTはぜんぜん認めます。差別なんてあってはいけないと思いますが、生活の様々なシーンで区別は必要。
天皇家の男系男子は、どうにも続かなくなるまで守ってほしい。今から議論を始めるのは拙速だと思ってる。
政治的に対立する共産主義国とも経済では連携・協力は必要不可欠。
あ、やはり中道なんですね。
ホストクラブの犠牲者?

立憲民主党が悪質ホストクラブの規制に乗り出しました。
全国に約1000店舗あるホストクラブ。
悪質な店もあれば良心的な店もあるのでしょうが、水商売であり接客業であることは間違いない。
男性が行くキャバクラやクラブと同じです。
高級クラブもホストクラブもシャンパン開けたらウン万円、ドンペリ開けたらウン十万~100万円!
私は居酒屋と近所の割烹しか言ったことがないので、マスコミ情報でしか認識はないのですが…
友人や知り合いでキャバクラにはまって月に何十万も使っていたリッチな人もいましたが、借金が膨らんで自己破産という悲惨な友人や知り合いはいません。
要は、自分次第=自制心だと思うのです。
酒と快楽におぼれた挙句に、借金が膨らみ風俗や売春を行う。←この時点で被害者意識が芽生える?????
これを法律で規制できるのでしょうか?風営法で定められている接客業の子売単価の上限を法律で決めることなんて出来ないでしょ?
原価1万円のウイスキーを10万円で売ろうが100万円で売ろうが自由なのが資本主義。
サントリーの山崎(でしたか?)などは、一般市場でも100万円とかで売買されている現実があるのですから。
キャバクラで豪遊して借金が膨らんでしまった男性には何の問題も呈していないことも疑問。
もう一度言いますが、欲望と自制心の駆け引きは本人の頭の中でのみ成立する戦いなのです。
大切なのは、法律で規制するのではなく、こういった世界に溺れないようにする教育ではないでしょうか?
熊のこと

北海道~東北をを中心に熊の被害が相次いでいます。
市街地に迷い込んだり、人に危害を加えたりした熊を駆除することに対し、愛護団体のみならず全国から行政に批判や中止要請の電話やメールが寄せられています。
熊が可哀そう。=はい。可哀そうだと思いますが、人里に来てしまった以上、人に危害を加えるので駆除するしか方法がありません。
熊は悪くない。=はい、。悪くないです。そもそも熊には故意に人を傷つけてやろうといった動機はありません。食うか食われるか野生の本能と食にありつくけるか否かしかないのです。
今年はドングリを初めとした山の木の実が極端に少ない事と、熊の個体数が増え続けていることが原因で、食べ物を求めて人里(市街地までも)に出没しています。
ヘリコプターで山にドングリを蒔けとか、捕獲したら山に返せと言った意見もありますが、非現実的であり、後者はえさを求め再び人里にやってきます。
まず、山の環境の中で共存できる個体数に減らすことが、喫緊の保護につながる(人里に来なければ駆除されない)と思っています。
もとはと言えば、人間が山を切り開いてきたとのご批判も間違いではありませんし、広葉樹を伐採して針葉樹を植樹してきたことも原因の人るでしょう。
でも、人が生活を営み経済活動をする上で致し方ないことだったと思いますし、山や森のの無い都会や平地にお住まいの方に、そこを責める権利はないとも思います。
あなたの目の前に熊が現れたら、あなたやあなたの家族が熊の被害にあったら、、、
少しだけその恐怖を想像してみてください。
野生の熊は、プーさんでもくまモンでもありません。静岡県でも富士市に熊が出没との情報もあります。
行政は批判を恐れず、的確かつ迅速な駆除をお願いいたします。
文化の日

今日は文化の日=自由と平和を愛し、文化を進める国民の日。
では文化とは何を指すのでしょうか?
文化=①生活水準が高まっている状態 ②技術を通した人類の理想の生活様式
残念ながら、今の日本の生活水準は高まっているとは思えませんし、物価高騰や重税で実質賃金も生活水準もどん底だと思います。
人類の理想を追求する技術革新は行き過ぎたのか、逆にまだまだ未熟なのか、自然と共存する理想の生活様式には程遠いと感じます。
これまで人類は様々な技術革新により、豊かな生活便利な生活を追求してきました。地球上だけでは気が済まず月や火星といった宇宙にまで手を伸ばしています。
縄文時代や弥生時代と比較するつもりはありませんが、近代社会の明治大正時代と令和の時代を、日常生活における豊かさはどのくらい向上しているのでしょうか?
少なくとも私が生まれ育った昭和30年代40年代50年代の高度成長期~バブル前の20年間が、心豊かな生活だったと思うのです。
携帯電話もインターネットもありませんでしたが、交通は新幹線に飛行機と時短移動は十分可能でしたし、一生懸命働けばマイホームにも手が届き、共働きをしなくとも何とか生活ができました。
バブルで日本人の生活や人生に対する価値観が大きく変化し、バブル崩壊で変化した感覚が打ちのめされた。世の中も自身の行動も全否定の脱力感を感じた方も多かったと思います。
衝撃があまりにも大きかったので、なかなか立ち直ることもできない間にリーマンショックを経験し、ようやく日本は超資本主義から新しい資本主義へと舵を切り始めました。
しかし、ここにきての燃料費や物価の高騰とデフレからインフレに変わったものの、実質値上がりしていない給料とのバランスが大きく崩れてしまっています。
高額所得者からの税徴収を増やし、低所得者の税徴収を減らすことも必要かもしれませんが、低所得者の所得をあげる=最低賃金の値上げと企業が給料を上げることが大切だと思います。
普通に真面目に1日8時間、月に20日間働けば、年収400万円(ボーナス込み)は確実に支給される職場にならなければ、現在の物価に追いつくことはできません。
政府は賃上げのために経営が苦しい中小企業への支援策も打ち出していますが、現実はなかなか難しいようです。
零細企業は燃料や材料高を価格転嫁できずにますます経営が苦しくなり、じり貧となってしまっています。=こうして弱い企業は淘汰されていくのでしょうか?
不満と不安しか感じられない今日の日本。世界情勢もますます危ない。
今日は穏やかに「文化的な生活・文化的な日本の在り方」を考える日にしたいと思います。
臨時国会=所信表明演説と代表質問

岸田総理の所信表明演説の全文を読んでみましたが、経済(景気と物価高騰)対策も少子化対策も曖昧で期待が持てません。
一方、野党の代表質問も減税一本やりという感じがします。
確かに物価が高騰している中、賃金上昇が追い付かず実質の手取りは減っている中、税収は予想を超え、財政は裕福(?)と感じます。
政府は「税の還元策」として所得税に対して4万円。非課税者には7万円の給付を検討。
税の還元なら「定額」ではなく「低率」で還元すべきですし、非課税者に税の還元は筋論から見てもおかしい。
さらに世耕参議院議員はこの定額還元に600万円の所得制限を付けるのが望ましいと発言。
一体、何なのか?
来年度予算は、来年度の税収を予測して組むのですから、余剰が出たら国民に返却するのが筋で、消費税の還元を行う場合も手取り収入から換算した定率にすべきですし、所得税も同じ。
「還元」などという言葉は使わずに、貧困世帯に特別給付を行います。の方が、しっくりくると思います。
ましてや、防衛費増額予算、異次元の少子化対策への財源など、今後増税を行うことは間違いないのですから、税収の余剰分をそれらに充てると明言し、「つまらない還元」など行う必要はないとも思います。
使い道に困っているなら、次世代技術の研究機関(企業や大学)に思い切った補助(投資)を行い、日本の将来に希望が持てるような使い方ができないものか?
野党が減税減税とまくし立てると、民主党政権を思い出してしまいます。結局は減税を強行するには公共工事予算や技術革新の予算を削減し、安心な暮らしや将来の技術・経済に支障が出るのでは?と不安を覚えます。
憲法も改正をせず、自衛隊の立ち位置(国際貢献を含み)も曖昧なまま、経済対策も成長産業を見いだせないまま世界からの遅れを取り戻せない。100年安心のハズの年金制度=社会保障は、年々先細り。
さらにウクライナやイスラエル、中国に北朝鮮と世界情勢は緊迫しています。
今まで、なんとなく経済が回りなんとなく生活できてきた日本、そしてなんとなく予算を割り振って使ってきた政府与党の怠慢政治が今、崩壊しつつあるように思えてなりません。
個人的には、安倍元総理も岸田総理も誠実に政治を行っていると思いますが、閣僚=各大臣がポンコツ過ぎるのが問題で、派閥割で大臣を任命している自民党の悪しき習慣を捨てられないところがダメですね。