お知らせ(ブログ)
川勝知事6月議会後に辞職
昨日、ぶら下がり会見を開き、新職員への訓示の際の不適切発言について「マスコミの切り取りによって誤解が生じた」といつもの屁理屈を述べた後、
突然の辞職宣言をしました。
私は、記者の質問に逆切れして辞職という言葉が出てしまったと感じていたのですが、会見前に渡辺周議員に後継依頼の電話をしていたとのことで、
最小の準備をした上での辞職会見だったのですね。
つまりは、辞めるからには、これまで散々重箱の隅を突っつくような質問をしてきた報道に言いたいこと(マスコミ批判)を言ってから辞めてやろう。という発想です。
やはり、知事の性格が最後の最後にもハッキリ出てしまったという印象です。
そして理解できないというか許せないのは「リニア新幹線の2027年の開業延期が正式に決まり、自分の責任は果たした」と渡辺議員に話したとのことです。
知事の責任(目的)は開業を遅らせることだったというのなら、理事としてあるまじき行為であり、背任に値する行動だと思います。
御用組織である、県の専門部会も解散するか委員の総入れ替えを行うべきと考えます。→本会議や委員会で主張していきます。
一方、SNSでは「これでリニア工事が順調に進む」とか「媚中の知事がいなくなれば静岡県も中国の支配から救われる」など、根拠のない発信が多くみられ、残念に思います。
南アルプスの環境(動植物)保全の度合いはともかく、大井川水系の水(量)は確実に確保していただく必要があるし、水量が減った場合の補償は国が行うのかJRが行うのか?んも明確に決まらなければ、どなたが知事になっても本工事に進むことはないと思います。
これから夏の決戦に向け、様々な陣営や組織の動きがあると思いますが、ふさわしい候補者同士がそれぞれ明確な公約を掲げ、堂々と選挙戦を戦ってくれることを期待します。
浜松市がごみ有料化へ…
この2月議会で浜松市が条例改正を提出した「ごみ有料化条例案」が賛成多数で可決されました。
10か月前の浜松市議会議員選挙の時に「ごみ有料化の賛否についてのアンケート」では
★小泉みどり(自民) ★遠山しょうご(創造) ★北野谷ふくこ(市民ク) ★鈴木ひろゆき(自民) ★石津ようこ(市民ク) ★井田ひろやす(自民) ★小黒けいこ(共産) ★森田けんじ(創造) ★岩田くにやす(市民ク) ★加茂としたけ(自民) ★北島 定(共産) ★平野たけこ(自民) ★酒井豊実(共産) ★藤田のりよし(自民)の14名は有料化に反対と回答していました。※他の方は無回答
創造浜松と共産党、他一人会派は反対をしました。
自民党の小泉みどり、鈴木ひろゆき、井田ひろやす、加茂としたけ、平野たけこ、藤田のりよし議員、市民クラブの石津陽子、岩田邦泰、北野谷富子議員は選挙の時には反対でしたが、賛成をしました。
選挙の時には反対でも、その後議論を重ねた結果、賛成になる事もあるでしょう。
※自民党議員は、ブログや姿勢報告、広報誌で市民に対し議論の経緯とその理由を説明しており、議論の上、会派として統一の見解に至ったようです。。
※岩田議員もFacebookで賛成の理由を説明しています。※北野谷議員はFacebookではゴミ有料化には触れていません。※いしづ議員はXで「さまざまな側面からの判断」と説明?しています。
私も県営野球場の問題については、気持ちが揺れています。行政の説明、地域の声、経済界の声、自治会の声、野球チームの方の声…様々な立場の方から賛否の声を聴きますし、建設費という大きな壁も立ちはだかっています。
これまでの私の主張は、①ドームで良いがキャパとしては8000~1万人程度でも良い ②プロ野球の試合のほかのスポーツ大会・利用の誘致計画、イベントの開催・誘致計画を県と浜松市、経済界がしっかりたてるべき ③公園周辺一帯の再利用計画(賑わいの創出)と高塚駅からの導線周辺の再開発も計画に盛り込むなら2.2万人のドームも効果が期待できる ④建設費の費用分担も考慮 ⑤建設後の運営責任の明確化
これらの条件をひとつづつ行政や関係者に確認・意見交換をしていき、賛否の時までに自分の考えを固めたいと思っています。
篠原地区の県営野球場
基本3案が示され所属する建設委員会で質疑を行っています。
SNSで「無駄!」というご意見も頂戴しました。
ところで「無駄」とは何をもって無駄なのでしょうか?
野球場があるにもかかわらず、隣に野球場を新設することは「無駄」になるのかも。
しかし既存の野球場が老朽化していた李キャパ不足の場合は「無駄とはいいがたい」事案となります。
また、野球をすることもみることも興味ない人にとっては「無駄・無用」にもなります。
また、採算性を問う人もいらっしゃいます。
公的な施設は「採算性は求める必要がありますが、それだけではない」と考えます。
「採算性よりも稼働率=どれだけ住民・県民のみなさんが利用してくれるか」が大切だと思うのです。
2.2万人のドームを建設し、工事費がかかったから空調代がかかるからと採算性を重視して、時間当たりの利用料を10万円に設定したら一般の団体は手が出なくなり稼働率は下がります。
時間当たり、1万円にしたら採算は取れませんが、利用数=稼働率は格段にアップします。
公共事業として、どちらが正しいのか?も判断しかねます。
公共の体育館などは市民と市街や商業利用で、使用料金に大きな差をつけているケースもあります。
まずは、ドームにしろ屋外型野球場にしろ、だれのためにどんな運用をするのか?ここからの議論だと感じています。
午後からも引き続き建設委員会での議論が行われます。
ネットの世界が怖い
最近SNSをやや自粛しています。
Xのような匿名のSNSが怖いのです。
自分の書き込みに対する批判や反論が怖いのではなく、溢れる憎悪・不満・馬頭・揶揄のオンパレード。
そこには理念や正義感もない。リアルな日常の不満のはけ口として話題の人物に総攻撃を仕掛ける。
どこの誰かも(生い立ちや成果う、実績や人柄、おかれている立場など)知らずに、ひと言の表現・発言をすべてかのように攻撃をする。
人格までも否定する。
このような攻撃をする人たちの殆どは「単なる憂さ払い」との分析もあるようですが、「憂さ晴らし」が見知らぬ人を自殺にまで追い込んでしまうケースもあるのは、様々な事案や報道でご存じのはず。
その誹謗中傷が自殺の引き金となり、書き込んだ人は加害者になることも理解していると思うのですが、他人同士のやり取りでも目をそむけたくなる誹謗中傷がタイムラインに流れ込んできます。
Xで相互不フォローしている方でもランボーな書き込みを見たらミュートさせていただいていますが…
せっかく匿名で自由な意見が言い合える場なのですから、建設的な意見を出し合えないのかな?
一方、Facebookは実名が殆どなので、コメントには否定的な意見も少なく、我を見失ってしまう危険性もあります。=自分の意見は正しいと勘違い
メディアリテラシーという言葉を聞いたのはもう20年も前のことですが、今、もう一度「読み解く力と活用する能力」を政府主導で日本国民に啓蒙する必要があると感じます。
復旧・復興が遅いと煽るマスコミ
能登半島地震から1か月。
テレビではなかなか復旧が進まず不便な生活を強いられている方々を取材し、政府批判につなげようとしています。
政府はもちろん、各地方の行政は大量の職員を送り込み、国を挙げての復旧に尽力されています。
静岡県からも延べ1300人、浜松市からも600人余の職員を投入して支援をしているのに、マスコミや一部野党の評価は残念でなりません。
復旧復興が遅いという判断は何を機中にして批判をしているのでしょうか?
インドネシア、トンガ、メキシコ、ペルー、中国……世界中至る場所で大地震が起こっています。
それらの外国では72時間以内に国内の軍隊や警察を総動員できたのか?1か月で電気・水道・ガスの生活インフラや道路の復旧はできているのか?
答えはNO。世界各国で起きた大震災の人命救助や復旧において日本ほど優れスピーディーな国はありません。
もちろん、1日でも早く生活を再建していただきたいし、安心して暮らせる住居も提供して欲しいと思いますが、お金もマンパワーもMAXで頑張っている現場の方たちに失礼な批判をするマスコミや一部の野党。
カメラ担いで被災地に入り、何の手助けもせず取材して帰ってくる。悲惨な画が撮れると小躍りして喜んでいた取材クルーもいたと聞きます。
復旧・復興には莫大な予算がかかるのは誰でも理解できると思いますが、マスコミは募金を呼び掛けるだけで自ら寄付をしたと聞いたこともありません。
震災が起こってから2週間もたたないのに、静岡第一テレビの取材班は被災地に向かい取材を行いました。県内では最速と自慢するかのような取材でしたが、ローカル局が単独で被災地入りする必要があったのか、甚だ疑問です。
被災者の苦労を映し出すのも大切ですが、現場で汗を流している技術職や職員の皆さんの労をねぎらってほしい。