お知らせ(ブログ)
2023 / 11 / 08 13:19
熊のこと
北海道~東北をを中心に熊の被害が相次いでいます。
市街地に迷い込んだり、人に危害を加えたりした熊を駆除することに対し、愛護団体のみならず全国から行政に批判や中止要請の電話やメールが寄せられています。
熊が可哀そう。=はい。可哀そうだと思いますが、人里に来てしまった以上、人に危害を加えるので駆除するしか方法がありません。
熊は悪くない。=はい、。悪くないです。そもそも熊には故意に人を傷つけてやろうといった動機はありません。食うか食われるか野生の本能と食にありつくけるか否かしかないのです。
今年はドングリを初めとした山の木の実が極端に少ない事と、熊の個体数が増え続けていることが原因で、食べ物を求めて人里(市街地までも)に出没しています。
ヘリコプターで山にドングリを蒔けとか、捕獲したら山に返せと言った意見もありますが、非現実的であり、後者はえさを求め再び人里にやってきます。
まず、山の環境の中で共存できる個体数に減らすことが、喫緊の保護につながる(人里に来なければ駆除されない)と思っています。
もとはと言えば、人間が山を切り開いてきたとのご批判も間違いではありませんし、広葉樹を伐採して針葉樹を植樹してきたことも原因の人るでしょう。
でも、人が生活を営み経済活動をする上で致し方ないことだったと思いますし、山や森のの無い都会や平地にお住まいの方に、そこを責める権利はないとも思います。
あなたの目の前に熊が現れたら、あなたやあなたの家族が熊の被害にあったら、、、
少しだけその恐怖を想像してみてください。
野生の熊は、プーさんでもくまモンでもありません。静岡県でも富士市に熊が出没との情報もあります。
行政は批判を恐れず、的確かつ迅速な駆除をお願いいたします。