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2023/05/08
ドキュメンタリーと指向性

故安倍晋三氏のドキュメンタリー映画「妖怪の孫」が各地で上映されています。
ドキュメンタリーとは、虚構を用いず実際のままを記録した性質を持つことが重要で、ブラックユーモアや揶揄を入れ込むべきではない。
さらに、指向性や意図を持った人が、両サイドの事実を出さず、片側(陰の部分や闇の部分)だけを追いかけ表現してはなりません。
「妖怪の孫」は、私はまだ見ていませんが、、、今の世の中、淡々と事実だけを追い続け、評価や判断は見る人に任せるような真のドキュメントは存在しないと感じています。
物事の解釈は、正面から見た場合と、横や斜め後ろから見るのとでは誤差が生じます。これは印象も同じで、例えば笑っている顔全体を映像とするのと、口元のアップでは見る人の印象は180度変わってしまうこともあります。
つまりはドキュメントといっても、作者の意図がどこまで入り込んでいるかを想像する「見る側のチカラ」も必要となってくるのだと感じています。
しかし、安倍氏が凶弾に倒れて1年も経っていない時期に、このような映画を政策発表するのは、感情として「さもしいな」と感じます。