お知らせ(ブログ)
浜松まつり
浜松まつりの起源は、今からおよそ450年前の永禄年間、当時浜松を治めていた引馬城主飯尾豊前守に長子義廣公が誕生し、殿様の跡継ぎ誕生をお祝いしようと、入野村の住人、佐橋甚五郎の進言によって義廣公の名前を凧に記して城中高く揚げたのが始まりと言い伝えられています。
実際の凧揚げ合戦や御殿屋台は終戦後ともいわれていますし、祭り=祀りではなく、町内で発語の成長をお祝いするフェスティバル=催し物てきなモノですが、浜松に生まれ育った私には、そんなの関係なく、ひたすら楽しい3日間なのです。
凧場で騒ぎ、華やかな屋台を引き回し、夜の練りは一種の覚醒のような感覚に似た高ぶりを感じられます。
1年の間のたった3日間。こんなバカ騒ぎのお祭りがあっても良いじゃん!と思えてしまうのです。
昨今は、浜松まつりも「観光化」されてしまい、参加する人のまつりなのか、見物に来る観光客のためのまつりなのか?分からなくなってきてしまいましたが、ルールの中で目いっぱい楽しむ方法を段取りするのもまた楽しい一面もあります。
正直、昔のように朝6時から深夜2時3時までのバカ騒ぎを3日間続けれる自信は皆無なので。笑
ただ、千年の歴史を持つ岩手県奥州市に伝わる伝統行事「裸祭り」は上半身裸のポスターを「不快感を与える」としてJR東日本が掲示を拒否し話題になったことは、皆さん記憶に新しいと思いますが、地域の伝統や文化風習を「不快」と誰の判断で決めつけてしまうのか?
一部の過敏な感覚の人の声が大きく通ってしまっているのでは?そんな危惧も持っています。
浜松まつりも、夜の練りの「ラッパ」が煩いとのクレームが増えだして夜10時までとなりましたが、173の参加町全てでクレームがあったのか?と言えば、決してそんなことは無いと思っています。
各自治会単位で町民と話し合い、其々の町内で10時までとか11時までとか、朝までとか(笑)決めて、おまつりを楽しめば良いのではないでしょうか?
全国には夜通し踊りまくるお祭りも沢山あります。磐田市の見附天神祭も「裸祭り」の奇祭ですが、ポスターを含めて「ケシカラン」なんて話は聞いたことがありません。
男性のシンボルを祀り、ご神体として引き回す祭りだってありましたよね?
男女平等だとかLGBTだとか個性の尊重だとかを声高らかに訴えるなら、尚更、全国の奇祭やその表現に、第三者が口を出すべきではない!と強く思う次第です。
自町の浜松まつりは、時間厳守で事故も事件もなく、綺麗に終わりましたが、中央の屋台運航も合同練りも、実行委員会に物申したい課題は沢山あったと思います。
浜松っ子の皆さま、お疲れさまでした! 362日後に、また楽しみましょう!
浜松まつりも全国の祭りも、その行事に直接携わらない人の意思で、様々な制約がつくられていないだろうか?