お知らせ(ブログ)
給付金
103万円の壁を巡り、公明党が低所得者への給付を提案しているとのこと。
もう、給付金はやめてください。
そもそも、累進課税という低所得者には低い税負担、高所得者には高い税率の所得税がかけられているのですから、
この時点で収入に関係なく公平さを維持しているのです。
なのに、低所得者を対象に給付金を配るって、資本主義を否定しているようなもの。
働けば相応の収入を得て生活が潤う税制改正や制度の見直しこそ日本が成長をしていくために必要な措置だと思います。
困ったら給付金では勤労意欲の低下につながります。
所得税を200万円までは(基礎控除を入れたら250万円)無税にするとか、底上げは可能です。
さらに、働けない環境や身体・精神的なハンディを背負った方には、生活保護制度というセーフティ制度があります。
働けるのに働かない人にまで生活保護は適用されているケースもあります。
岸田総理の時の定額給付金もふざけた支援策だと感じましたが、あの時はさらに低所得者に追加の給付も行っていましたね。
貧困の連鎖を根本から止める税制改革と勤労支援制度を充実しないと、日本は本当に滅んでしまいますよ。
政権交代?>急いては事を仕損じる
立憲民主党の野田代表が政権交代を11日の首班指名において「野田佳彦」と記入するよう野党各党に要請をしているが、維新と国民民主党はそっけない。
食いつくのは社民党と共産党くらいといった状況です。
仮に維新と国民民主党が連立を組み、政権交代したとしても、国会運営=法案議決は困難かつ短命に終わってしまうだろう。
野田さん(裏で小沢一郎さん)は一時でも天下を取りたいと考えているのでしょうか?
連立を組むなら、立憲民主党・日本維新の会・国民民主党で「政策議論とすり合わせ」を行い、一致できる政策※例えば、①能登半島復興への補正予算②トリガー条項の締結、③政治活動費の廃止と企業団体献金の禁止
の3本柱を統一政策として大儀を立て、臨時国会で強引(①と③は自民党・公明党も賛成しないわけにはいかないでしょう)にでも成立させて直ぐに解散総選挙を行う。
そうすれば、無党派層の有権者も納得し総選挙で野党勢がさらに議席を伸ばすことになるのではないでしょうか?
ひょっとしたら、立憲民主党だけで過半数を超えることができるかも知れません。
政策協議も行わず「野田」と書いて総理にしてくれでは、有権者から見たら権力にしがみつきたいだけの哀れな政党に見えてしまいますよ。
急いては事を仕損じる。
一夜明けて…
日を跨ぐ頃には体制もほぼほぼ決まり、自公で過半数を割ることも決定。
今後、非公認とした議員や無所属議員を取り込めたとしても難しい状況となりました。
かといって、立憲も単独では全く足りないし、国民や維新が連立を組むとは思えないし、
れいわや共産の毒を飲むのも危険すぎる。
これまでのように、閣議決定した法案は圧倒的多数でごり押しに可決することはできなくなったので、建設的な議論とを重ね修正案で与野党合意を得ていくことになるだろうから、
これまでよりも様々な立場の国民の声を反映した法案成立となることを期待しています。
今回の選挙は政治と金の問題でしたが、
自民党支持者の声を聞くと「ちゃんと処分できなかった岸田前総理の責任」とか「石破総理の手のひら返し」「非公認候補支部への2000万円振込」などの声を多く聞きましたが、
確かに石破さんの豹変ぶりと、執行部の危機感のなさには閉口してしまいますが、
そもそも「政治と金=裏金」問題を引き起こした安部派を中心とする約100人の自民党議員が今回の逆風を作った張本人であり、
故安倍総理が廃止とした裏金を安部元総理が亡きあとに再開した清和政策研究会の幹部が一級戦犯なんですよ。
何度か書いていますが、岸田さんが派閥をぶっ壊した事を評価できない自民党議員や自民党支持者は、時代に置いて行かれた古い古い考えの人たちだと思う。
今回の選挙で、自民党はどう総括し、どこまで襟を正せるかが、来年の参院選の勝敗を直撃すると思います。
SNSと選挙戦
選挙の前にSNSを開設し、毎日2回3回と挨拶や頑張ってる動画をアップしている候補が多数見受けられます。
注目の選挙区では、わずか数日でフォロワー数が増大する傾向にありますが、だいたいの小選挙区の候補者のSNSはフォロワー数も1000人程度。
ちなみに私は400人以下の落書きのようなSNSですが。笑
フォロワーの多くが匿名でどこにお住まいなのかも判らないブラックボックスの中を連日手探りでこねくり回すことに効果があるのだろうか?と疑問を感じています。
選挙は戦ですから、全ての持ちうる武器は使い切る。→ですから結論は「やらないよりやった方がよい。」だとは思います。
しかし、その武器の破壊力がどの程度あるのかを見極める必要があります。
何万ものフォロワーが付き、十分な拡散能力を持ったならば、強力な空中戦のツールとなりますが、対象者(選挙区内の有権者)が数名の場合、拡散も期待できず組織内連絡より劣ります。
SNSに様々な訴えや活動をアップするために、撮影・編集・アップ作業の専門を雇う候補者も見受けられますが、、、そこまでしても退避用効果は望めません。
逆に、河野太郎さんや蓮舫さんのように、これまで多くのフォロワーを気に入らないとバンバンとブロックしてきたのに、選挙となると「だれにも優しい政治」「誰一人取りこぼさない政治」「弱者に優しい政治」とか
綺麗ごとを並べられても、全く白けてしまいます。
私も、河野太郎さんと蓮舫さんにはブロックされていますが。笑
蓮舫さんには確かに批判的なコメントを投稿した瞬間にブロックされましたが、河野太郎さんはコメントをした覚えもないのにブロックされていたという珍現象です。
中年の候補者がTiktokで踊ってる動画などを見ると、哀れみすら感じます。
SNS戦略は身の丈に合った範囲で展開したいものです。
総選挙もいよいよ終盤戦
本日を入れても残すところ3日間。
静岡県の8つの選挙区でも激戦が交わされています。
静岡県は保守王国と言われ、前回も8つの選挙区すべてに自民党の国会議員がいましたが、今回はそれも崩れそうな逆風が吹いています。
そりゃ、そうでしょう。
派閥パーティーのキックバックを収支報告書にも個人の所得にも載せず、ポケットに入れていたのですから、批判は当然。
しかも何十年も慣例化していたのですから、派閥=身内意識の驕りが露呈したのはよい機会だと思います。
岸田元総理の裏金処分は甘いと世間は批判し、総裁選不出馬を強いられてしましましたが、派閥を解体したのは岸田さんなんです。
私はこの一点だけでも岸田さんを評価していますし、増税メガネと揶揄されましたが、増税もしていませんし株価も最低賃金も上がったことは誰も評価しないのは色メガネが過ぎると思っています。
でもって、新総裁になった石破茂さん。
総裁選挙時は「早期の解散はしない。予算委員会を開いて政策論議を行い国民に判断材料をご提示してから解散総選挙を行う。」と明言していたのに、史上最短の解散に打って立たのは、あまりに国民w馬鹿にしているとしか思えません。
歴代総理の中でも、言ったこととやってることが最も違うナンバーワンの総理だと思います。
世論の目も騙されず、自民党の支持率は下がる一方でしょ。
日頃、地域のために汗を流している自民党の地方議員さんも一緒くたに金に汚い議員として見られてしまうことに、同情いたします。
で、予算委員会も開かれす、自民党の政策もよくわからないまま解散となったので、自民党の政策パンフレットを取り寄せ、読んでみました。
政策の1丁目1番地であるトップの公約が「1ルールを守る」(キリッ)
おいおい、小学生かよ!
ルールも法律も破ってきた自民党さんが、選挙公約のトップバッターに「ルールを守る」って自己矛盾も甚だしい。
石破さんも空気が読めない人だけど、小泉選対本部長も森山幹事長も平井広報本部長もそーとーズレてますよね。
私は、古い人間なので、政権交代して「白が黒に変わったり、右から左へと180度世の中が変わってしまう」と思考能力が追い付かないと思うので、望んではいません。
今回は、自公で過半数を割っても、野党も大連立は難しそうなので、自民党が少数政党や無所属をかき集め、暫定連立を模索するのでしょうけど、それくらいの緊張感と反省はしていただきたい。
ただし、各小選挙区の候補者については、自民党ひとくくりではなく、その議員が地元にどれだけ汗を流したか、国会でどんな活動をしてきたかを検討材料として熟考してもらいたい。
自民党でも、信頼できる議員はたくさんいます。