お知らせ(ブログ)
行政は誰のために…
ゴールデンウイーク明けから、6月議会一般質問に向け、各部局へのヒアリングを行ったり意見交換をしています。
日頃から感じている事、地域からの声、時局的な案件まで20項目程度についてヒアリングを行い、質問事項を絞り込む作業で、個人的にも大変勉強になる時間です。
各部局の課長と担当者がヒアリングや意見交換にあたってくれるのですが、①課題意識は共有できているのか ②事案に対する解決策を計画または予定しているのか? ③今後、計画や施策を講ずる気持があるのか?
などを聞き取り、こちらも説得の工作をするのですが、中には、話(思考)が全くかみ合わない職員もいらっしゃって、腹の中でスーパーイライラ棒がビリビリとする場面もあるわけで…
その際に感じるのは、「あなたはどこを見て職務についているのですか?」という疑問。担当課長は、もちろん、その専門(課)の仕事を全うするのが役目なのですが、木を見て森を見ずというか、そもそも行政は何のために、誰のために仕事をしているのかという大義を忘れているのでは?と疑問に感じてしまう発言が出ると、ガッカリ~な気持ちになります。
教育も文化芸術の奨励も産業育成も農業支援も道路や河川の改修も福祉政策も、全ては県民の満足のため、幸福のために行っているのでしょ?
部内の自分の立場や所属する課のことだけ考えているようでは、職務としては成り立っても、県の職員としては失格です。
横にある自分の木を一生懸命育てることに汗を流し、俯瞰から森全体を見る。森の中において自身の1本の木の役割を考える。逆にその1本の木が森に与える影響を考えながら育てることが出来る職員は、こちらがぶつけた課題点についても、しっかりと共有でき
何処と連動したら課題解決になるのかを一緒に考えてくれる職員。
セクショナリズムとは少し違って、公僕としての使命感があるかないかだと感じます。
話はそれましたが、こちらも登壇して質問をする以上、ゼロ回答やうやむやな答弁をもらっても質問をする価値が無いので、抜粋段階で切っていくのですが、今回は余りにも残念な思考の職員に対しては、議場で白黒つけましょうか?という気分になっています。
これから具体的な質問原稿の執筆に移って行きますが、これまでのヒアリングの経緯も含めて、部局内の各担当課との連動やつながりなど嫌味も含めた質問をひとつだけぶつけようかと思っています。