お知らせ(ブログ)
SNSと選挙戦
選挙の前にSNSを開設し、毎日2回3回と挨拶や頑張ってる動画をアップしている候補が多数見受けられます。
注目の選挙区では、わずか数日でフォロワー数が増大する傾向にありますが、だいたいの小選挙区の候補者のSNSはフォロワー数も1000人程度。
ちなみに私は400人以下の落書きのようなSNSですが。笑
フォロワーの多くが匿名でどこにお住まいなのかも判らないブラックボックスの中を連日手探りでこねくり回すことに効果があるのだろうか?と疑問を感じています。
選挙は戦ですから、全ての持ちうる武器は使い切る。→ですから結論は「やらないよりやった方がよい。」だとは思います。
しかし、その武器の破壊力がどの程度あるのかを見極める必要があります。
何万ものフォロワーが付き、十分な拡散能力を持ったならば、強力な空中戦のツールとなりますが、対象者(選挙区内の有権者)が数名の場合、拡散も期待できず組織内連絡より劣ります。
SNSに様々な訴えや活動をアップするために、撮影・編集・アップ作業の専門を雇う候補者も見受けられますが、、、そこまでしても退避用効果は望めません。
逆に、河野太郎さんや蓮舫さんのように、これまで多くのフォロワーを気に入らないとバンバンとブロックしてきたのに、選挙となると「だれにも優しい政治」「誰一人取りこぼさない政治」「弱者に優しい政治」とか
綺麗ごとを並べられても、全く白けてしまいます。
私も、河野太郎さんと蓮舫さんにはブロックされていますが。笑
蓮舫さんには確かに批判的なコメントを投稿した瞬間にブロックされましたが、河野太郎さんはコメントをした覚えもないのにブロックされていたという珍現象です。
中年の候補者がTiktokで踊ってる動画などを見ると、哀れみすら感じます。
SNS戦略は身の丈に合った範囲で展開したいものです。
総選挙もいよいよ終盤戦
本日を入れても残すところ3日間。
静岡県の8つの選挙区でも激戦が交わされています。
静岡県は保守王国と言われ、前回も8つの選挙区すべてに自民党の国会議員がいましたが、今回はそれも崩れそうな逆風が吹いています。
そりゃ、そうでしょう。
派閥パーティーのキックバックを収支報告書にも個人の所得にも載せず、ポケットに入れていたのですから、批判は当然。
しかも何十年も慣例化していたのですから、派閥=身内意識の驕りが露呈したのはよい機会だと思います。
岸田元総理の裏金処分は甘いと世間は批判し、総裁選不出馬を強いられてしましましたが、派閥を解体したのは岸田さんなんです。
私はこの一点だけでも岸田さんを評価していますし、増税メガネと揶揄されましたが、増税もしていませんし株価も最低賃金も上がったことは誰も評価しないのは色メガネが過ぎると思っています。
でもって、新総裁になった石破茂さん。
総裁選挙時は「早期の解散はしない。予算委員会を開いて政策論議を行い国民に判断材料をご提示してから解散総選挙を行う。」と明言していたのに、史上最短の解散に打って立たのは、あまりに国民w馬鹿にしているとしか思えません。
歴代総理の中でも、言ったこととやってることが最も違うナンバーワンの総理だと思います。
世論の目も騙されず、自民党の支持率は下がる一方でしょ。
日頃、地域のために汗を流している自民党の地方議員さんも一緒くたに金に汚い議員として見られてしまうことに、同情いたします。
で、予算委員会も開かれす、自民党の政策もよくわからないまま解散となったので、自民党の政策パンフレットを取り寄せ、読んでみました。
政策の1丁目1番地であるトップの公約が「1ルールを守る」(キリッ)
おいおい、小学生かよ!
ルールも法律も破ってきた自民党さんが、選挙公約のトップバッターに「ルールを守る」って自己矛盾も甚だしい。
石破さんも空気が読めない人だけど、小泉選対本部長も森山幹事長も平井広報本部長もそーとーズレてますよね。
私は、古い人間なので、政権交代して「白が黒に変わったり、右から左へと180度世の中が変わってしまう」と思考能力が追い付かないと思うので、望んではいません。
今回は、自公で過半数を割っても、野党も大連立は難しそうなので、自民党が少数政党や無所属をかき集め、暫定連立を模索するのでしょうけど、それくらいの緊張感と反省はしていただきたい。
ただし、各小選挙区の候補者については、自民党ひとくくりではなく、その議員が地元にどれだけ汗を流したか、国会でどんな活動をしてきたかを検討材料として熟考してもらいたい。
自民党でも、信頼できる議員はたくさんいます。
県議会議員も今週末から本格参戦?
9月定例会は明日、委員長報告を行い提出議案(追加議案も含め)を決議し、閉会となります。
今週末からは、各県議会議員も支持する候補者の応援や党勢拡大に本格参戦していくことになります。
今回の争点は「政治と金」=裏金・政務活動費・企業献金と報道されていますが、ロッキード事件やリクルート事件の頃から何十年も総選挙のたびに「政治と金」が問題視され、
そのたびに自民党は「改革」「生まれ変わる」と言い訳をし、野党は「金」の批判一転突破で戦ってきたように思います。(政策は出しているが訴えの中心は「政治と金」のイメージ)
与野党の茶番劇をずっと繰り返しており、すっかり冷めているのが国民ではないのでしょうか?
政治の信頼を失うような行為をしてきた自民党が「政治の信頼を取り戻す」と訴えることに、多重人格政党なの?とさえ皮肉りたくなります。
話変わって、石破総理は、不記載議員(いわゆる裏金議員)12名を公認取り消し。43名を比例重複なしとしました。ただし、当選すれば追加公認(復党)もあるとしました。
これに対しマスコミも野党も反発していますが、公認を外し比例重複を認めないが当選すれば「復党」を事前に宣言する=自民党の候補として有権者は判断するのだから、まさに国民に信を問うことになると思います。
無所属で出馬したから一票を投じたのに、当選したら自民党に戻って、騙された!より、自民党に戻る前提の候補者だと理解して一票を投じるか否かの判断ができる方が、全然良いでしょ?
私は完全無所属の県議会議員なので、政党の獲得議席数には興味はありません。
これまでも、国政選挙は人物本位で、候補者個人を応援をしてきました。政党の政策より、国会にマトモな人を送り増やしていくことが「政治改革の根本」だと思っています。
政党政治に走りすぎると、看板に乗っかっただけの勘違い議員がタケノコのように誕生し、政治(日本)をめちゃくちゃにしてしまうと危惧しています。
自民党がしっかりしないから、日本保守党みたいな訳の分からない団体に一部の支持が集まる。共産党がしっかりしないから、熱狂的なれいわ支持ができる。右派左派が先鋭化される傾向は、絶対によくない傾向だと思っています。
私の理想は、温和な保守の二大政党。つまりは政権交代しても、外交や安全保障の基本路線は変わらない。主に経済や社会保障の改革ん9い重きを置いた政党同士が議論し政策を高めていくのが、国民の安定した生活につながると
考えています。
ですから、「韓国と戦争をしたい」などと発言する日本保守党の百田代表なんてあり得ないし、日米安保を破棄したい共産党やれいわもあり得ない政党なんです。
短命に終わってしまい実現はできませんでしたが、岸田元総理の「新しい資本主義」「高ヘナ分配」の考え方には賛同していました。
岸田総理の挑戦には敬意と感謝を申し上げます。
あっちこっちに話は飛びましたが、自分の選挙区では「源馬謙太郎」さんを応援します。(立憲は特に応援していませんが)
理由は①私の地元である旧南区をよく理解している②旧南区の発展のために汗を流している③国会議員にありながら市のことも県のことも取り組んでいる
つまりは、旧南区にとって源馬謙太郎さんは得のある人物だからという判断です。
裏金議員の処遇
石破総裁が大勝負に出た。安倍派との確執拡大。
マスコミは面白おかしく書いていますが、今回の処遇は程よい選択だと感じています。
一度、生ぬるいとはいえ調査を行い、処分も下し、修正報告も済んでいる議員に対し、再調査をしても新たな事実は出てこないだろう。
調査を行い処分(※一応の)をしたので、所属議員であれば党が公認をすれば良い。それでも有権者が納得しなければ小選挙区で落とせば比例併用を認めないというのだから、こんなハッキリした禊はないと思う。
下っ端の安倍派議員の数名は、真っ青になっているだろうが、ほとんどの議員は地元活動をしっかり行ってきたベテランだから、問題ないだろうという「石破総裁の逃げ道」も用意し、絶妙な対応だと思います。
野党は、選挙協力・選挙区調整を本気で行うなら、比例併用を認めない若手議員の選挙区に絞って候補者を一本化するべき。
経てば、山梨2区なんて絶好のチャンス千曲なのに、共産党しか候補者がいないなんて、野党は間抜けすぎませんか?
私は政権交代により、「黒が白、白が黒」に世の中がひっくり返る事は望んでいませんが、自民党には心底、危機感と緊張感を持ってもらわないと困る。と思っています。
自民党総裁選挙
本日、自民党の新総裁=内閣総理大臣が決まります。
麻生さんが高市さん支持を固めたとか、菅さんが小泉さんに見切りをつけたとか、様々な情報が飛び交っています。
故安部総理を崇拝している中でも、かなり右寄りの嫌中・嫌韓の支持者は、もちろん高市さん推し。
高市さんも故安倍総理の正統な後継者であるとの主計支持者にアピールしています。
でもって、もしも高市さんが総理総裁になったら…
中国や韓国に強硬な姿勢を貫き、総理として靖国を参拝し、こと中国に対しては強烈な県政をするかというと、、、、しないと思いますよ。
下手すりゃ、岸田さんの方が中国やロシアに毅然とした態度で外交を行い、アメリカにも必要以上に媚びず、世界平和と日本のポジション確定に汗を流した人はいない。
と再評価されるのではと思っています。
トップが右や左に大きく傾いて、国内の政治が安定したりタイ貿易を含む経済が伸びた例はありません。
中道中立のふりをしてのらりくらりと渡り歩くのが外交の基礎基本だと思っています。
その点から、高市さんもこれまでの発言や主張から、大きく路線修正を迫られることと思います。
石破さんは、国防に対してはタカ派(右寄り)、国民生活に対してはハト派(左寄り)なので、上手い事バランスが取れると思いますが、「オタク」すぎるのが難点。
上川さんは芯の強い腹の座った方と感じていますので、可能性は低いけど、安定政権を担う実力はあるんじゃないかと感じています。
私は自民党員でもないので、口出しする権利もありませんが。笑
兵庫県知事の出直し選挙も話題になっていますが、パワハラやおねだりが知事を辞職するほどの醜いものだったのか否かは、百条委員会やマスコミの批判からは判断できません。
百条委員会は事実を確認し認定する場なのに、批判委員会のような運営だった部分もあるし、マスコミは齋藤知事を「悪者と決めつけた報道」に終始しているようにも感じます。
であるなら、失職してもう一度県民の票で判断するのが正攻法だと思っています。
今日も、9月議会、一般質問が続きます。