お知らせ(ブログ)
税金
税金・・・・・そりゃあ安い方がよいに決まってますよね。
自民党・公明党・国民民主党で協議している103万円の壁(基礎控除金額の見直し)を巡り、一部の減税派が住民税も高すぎる、自動車税も高すぎる、消費税も高すぎる。
おまけに、宿泊税や入湯税まで不要だと騒いでいます。
税の使い道は様々。国防のため、教育のため、経済のため、日本の国益や国民の安全を守るためや市民県民サービスに使われていることをもう一度考えて欲しい。
今、議論している基礎控除や扶養控除は、30年間の社会変動にそぐわないから、適切に改正しましょう。という話なのです。
取りすぎているから安くしろは時限的な消費税の話であって、総論で税金を安くしろという話ではないと思っています。
行政職員や国会・地方議員の給料や数を減らしたところで(努力の必要が無いという意味ではありません)税負担が何十%も減る事はありません。
社会保障をぶった切れば、税負担は減りますが、行基や事故にあった時に困る(アメリカのように治療を断念する)社会を望んでいる人はどれだけいるのでしょうか?
社会保障、国民皆保険の負担は重い。しかし、生活の保障は国の責任でやれ。これはいただけない考えだと思います。
しかし、無駄な財出の徹底的な見直しは必須ですし、少子化(人口減少)による将来の社会変化に対応した予算編成の在り方も必要です。
10年後・20年後・50年後の日本の理想の姿とそれを実現する税制の在り方を国会でもっと真剣に議論していただきたいし、国民にそれぞれの考えを明示していただきたい。
現役の税負担は大きいが、豊かで不安のない老後の生活を保障するのか、現役負担を大きく減らす代わりに老後の蓄えは自己責任(医療費に自己負担や生活保護の廃止など)極論ではありますが、
今の国民が将来の日本にどっちの方向を求めているのか、国民的議論を国会論争で引き起こしていただきたいと思っています。
その時々のポピュリズムに流される政治こそ、その国を衰退へと加速させてしまう気がしてなりません。