お知らせ(ブログ)
県議会議員報酬1割カット
先日の新聞でも報道されましたが、5月から来年の3月までの10か月間の給料1割と
政務調査費をカットし、1億2700万円の基金の原資をつくることとなりました。
この原資を基に、広く県民の皆さま、企業の皆さまからも寄付を募り(目標3億円)
①新型コロナウイルスに従事している医療関係者の皆さまへの危険手当 ②妊婦の皆さま
③障害者施設に従事している皆さま ④老人ホームなどに従事している皆さまへ
支援をしていこう。というものです。
議員のパフォーマンスだとのご批判もいただきましたが、新型コロナウイルスの感染治療や
介護の最前線で戦っている皆さまを県民全員で応援したい!議会は、その牽引役となろうじゃ
ないかとの思いで今回の基金を創設する事になりました。
ウイルスの感染は、誰もが怯えています。しかし、医療従事者はその恐怖を乗り越え、使命感
だけを胸に日々、感染検査や感染者の治療に携わっていただき、静岡県内においては、極めて
順調に陥穽拡大を抑え込むことができています。
3億円で、どれだけの方に幾らの手当てを支給(医療従事者には3千円を3月から遡って)できるか、
これからの部分もありますし、基金以外に今回の休業要請の協力金や感染者滞在ホテルの借り上げ、
保健所職員の増員や困窮者への貸付金の原紙など、既に補正予算で250億円以上の歳出となって
いますので、今年度のすべての事業をしっかりと見直し、事業の廃止を含めた施行の優先順位を議論し
歳出を抑えて行かなければなりません。→これが、議員の本来の責務です。
いずれにしましても、私たちの今回の行動が「共助」の引き金になれば幸いだと思っています。
5月20日のの臨時議会で全員一致で可決をする予定です。
持続化給付金の受付が始まっています!
個人事業者、企業の皆様を対象とした「持続化給付金」の受付が
5月1日より開始されています。
※新型コロナウィルス感染症の影響により、ひと月の売上が前年同月比で50%以上減少している事業者が対象です。
※法人の場合は資本金10億円未満または従業員数2000名以下
※売り上げ減少の計算式
前年の売上高 - (昨年同月比▲50%の売上額×12か月)
※申請方法 https://www.jizokuka-kyufu.jp/ からの電子電子申請が便利です。
個人事業主には100万円、中小法人には200万円が支給されます。
この他、浜松市独自で小規模事業者持続化補助金をも設けています。
小規模事業者の販路開拓等のための取り組みに対して補助されるもので、
補助上限:50万円
補助率:3分の2を補助 (3分の1は自己負担となります)
小規模事業者持続化補助金の申請受付窓口は浜松商工会議所となります。
浜松商工会議所 電話 053-452-1115
緊急事態宣言の延長
緊急事態宣言が5月末まで延長されました。
専門家による科学的知見の結果ですから、受け止めたいと思います。
静岡県は「特定警戒都道府県」に指定されていないので、学校の休校や
飲食業をはじめとした商業施設の休業要請をどう判断していくのかが
注目されます。
注意すべき点は、特定警戒都道府県に指定されている神奈川県と愛知県
に挟まれている立地です。
東・中・西部によって事情が異なってきます。東部や西部でパチンコ屋の
営業を認めれば、神奈川や愛知からパチンコファンが押し寄せてしまう
可能性もあります。ライブハウスにしても同様だと思っています。
浜松市は学校の休校は延長するが、飲食や百貨店の休業は再開していく
との事。ここは、再開する業種をしっかりと選別していただく必要があり
浜松市議会の皆さまとも真剣に議論していただきたいと思います。
それ以上に、静岡県としてリーダーシップを取り、35の市町にどんな
ガイドラインを設け指導していくのか?
「各市町の事情と判断に委ねる」では、責任逃れとなってしまいますので、
対策本部と議会が、再開の方向性をしっかり導き、自粛の延長をお願いする
業種には補償(協力金)の上積みも行う必要があります。
この連休中に連絡の取れた焦点を中心とした皆さまの声をしっかりと届け、
県民の皆さまが安心して過ごした上で、県内の感染者の終息を確実に進める
ことができるよう、検討して参ります。
4月補正予算を可決しました。
昨日、臨時議会が開会され新型コロナウイルス対策費として264億6,700万円の
補正予算が可決されました。
10時30分に開会し、知事からの議案説明の後、共産党・公明党・ふじのくに県民クラブ・
自民党改革会議の各会派から質疑が行われ、14時過ぎから各委員会にて議案の付託案件を
審議。15時過ぎに委員会の審議が終了。この後、委員長報告・討論に入り採択へと進む
予定でしたが、代表者会議で休業要請&保障の業種の拡大を求めて紛糾し、議会運営委員会が
開かれたのが、19時15分。本会議の再開は19時45分となりました。
さらに質疑を行った4各会派の討論が始まったのですが、全会派が賛成の立場からの討論。
討論って賛成と反対がいて、それぞれの考えで意見を述べるのが討論かと思いきや全員が
賛成の立場から意見を述べるのです。→わが会派の意見が反映された予算であるというPR
にしか聞こえませんが?
で21時に採択をし、全員賛成で補正予算は可決されました。
しかしながら、今回の補正予算は、5月6日にまでの休業要請や無担保・無利子の貸付枠の
増加に伴うもので、緊急事態が長引けば、更なる補正予算を組んで救済措置を行う必要が
あります。加えて、こんごの景気対策も考えなくてはなりません。
すでに、例年の予算を1千億円も超過しています。リーマンショック時より景気の低下が
懸念される中、当然、税収も落ち込むので、今年度以降の事業の見直しは相当突っ込んで
行わないと、歳入歳出のバランスが大きく崩れてしまいます。
まずは、新型コロナの影響により、中止になった事業・延期になった事業について、今後
本当に必要かどうかを精査し、中止と塩基の仕分けをしっかりと行うとともに、各部局を
またいで事業・施策の優先順位をつけていく必要があります。
6月定例会に向け、上記の案件をしっかり勉強し、精査していきたいと思います。