お知らせ(ブログ)
熱海市でのクラスター感染
熱海市のカラオケ店で県内初のクラスター感染が発生しました。
この感染で分かったことは、一つのグループが感染したのではなく、カラオケ店を利用していた複数の方が感染したという事です。
店内の除菌が完全でないと、後からその部屋を利用したお客にも感染するということ。
GO TO TRAVEL キャンペーンが始まろうとしている今、静岡県にも多数の観光客がお越しになると思われます。
観光施設の手すりやドアノブなど、警戒をしていただきたいと思います。→極力触らない。触った手で目をこすったりしない。
可能ならば、携帯のアルコール消毒を持ち歩いてください。
私は、今回のキャンペーンは時期尚早だと思います。宿泊業、旅客業の皆さまの経営が苦しいのは、承知しています。
1兆7000億円もの予算を使うのであれば、直接、赤字補てんをしてあげた方が効果があると思います。
(例えば、昨年の同月の売り上げの50%とか)全額保証は、他の業界でも新型コロナの影響で売り上げが落ちている業界は
多数ありますので、公平性の観点からも上限50%とし、後は融資枠の拡充で対応するのが妥当と考えます。
今回、東京都民はキャンペーンから外されることになりましたが、税の公平さから見ても、不公平感が残ります。
明日は建設委員会
昨日で本会議の代表質問と一般質問が終わり、いよいよ明日から各委員会で付託議案の質疑が始まります。
私は幸運なことに建設委員会となりました。昨年は、危機管理くらし環境委員会で審議する傍ら、交通基盤局河川課の職員と
議論を交わし、馬込川河口の水門設置、馬込川の掘削工事の予算を前年7600万円から5倍に迫る3億4千万円もの予算を付けていただきました。
また、芳川の抜本的な河川改修もしていただける事になりました。そして、本年度は建設委員会の委員として、オフィシャルな場で馬込川・芳川
そして安間川の河川改修の後期日程・進捗状況・予算について議論をしていきます。
明日は、初めての質疑があります。概ね前半40分+後半40分の持ち時間の中で、いかに前向きな答弁をいただけるかが勝負。
先ほど質問書を提出しましたので、私の趣意は理解した上で答弁をしていただけると思います。(願っています)
県全体のインフラ整備、安全安心な生活のための改修はもちろん、地元である浜松市南区の皆さまの生活がもっと便利に快適になるよう精進して
参ります。道路、河川などについて、地域のご要望がございましたら、お気軽にご連絡をください。
新型コロナウイルス感染者専用搬送車
静岡県では、新型コロナウイルス感染の第2波に備え、医療体制の拡充を図っています。
①PCR検査拠点(ドライブスルーを含む)の拡充
②無症状・継承の患者の宿泊先の確保(東部・中部・西部でのホテル確保)
③医療従事者への二次感染防止策
これまで保健所では、感染の疑いのある方の搬送などを保健所の公用車に簡易な防護カーテンで
全席と後席を遮断して搬送。その後、車内を消毒して日常の業務にも使用するという過酷な状況
でした。
ホンダから1台、トヨタから2台の感染者搬送車輛(全席と後席の遮断を施した特別車両)の提供を
いたあきましたが、県内の保健所は9カ所あり、使い回し?でしか対応が出来ないとの事でした。
そこで、地元のスズキ株式会社へ車両の提供(無償貸与)をお願いしたところ、会長よりご快諾を
いただき、何と7台のエブリィワゴンをご用意していただきました。
今回のお願いについては、私が仕えていた「大岡敏孝」衆議院議員の強力な後押しのお蔭です。
さらに、この7台の車両の手配と感染防止の特別装備を施していただいたスズキ自販静岡の山田
社長にもこの場をお借りして感謝申し上げます。
これで、県内の保健所全てに感染者搬送の専用車両が配備され、職員の皆さまも安心して職務に
つけることと思います。もちろん、この車両が出動する機会が無いことを祈っています。
新型コロナ第2波
緊急事態宣言の解除を受けて人々が動き出しました。
テレビでは百貨店の開店に列をなす人々や込み合う観光地の映像が流されていました。経済を動かすためには娯楽外出は必要ですが、我慢の鎧から一気に解放され、丸裸で自由の世界に飛び立つような方の発言には、大2波の危険性を感じてしまいます。
マスクなんて大した効果は無いんだから。折角なので、銀座まで足を延ばしショッピングを楽しむ。緊急事態は解除されたんでしょ?こんな勘違いがとても危険な行為だと思います。もちろん、これまでの2か月間はあまりにも生活を制限されストレスも溜まり、体調を崩してしまったという方も多いと思いますが、不要不急の外出は今後も控えるべきですし、外出の際はマスクを着用していただきたいと思います。行列をしてまでの外食も控えていただきますようお願いをいたします。
静岡県では、現在74名の感染者と他県と比較しても低く、県民の皆さまが辛抱をしていただいたお蔭と感謝をしていますが、お隣の神奈川県ではとても終息状況にあるとは言い難い感染者を出しています。東部にお住まいの方は「半非常事態」との認識を持って引き続き不要不急の外出は控え、関東からの友人・客人との接触には十二分に気を付けていただきますようお願いいたします。
静岡県では、第2波に備え、感染者滞在のホテルの確保、感染者の専用配送車の配備、PCR検査体制の拡充など、備えを進めていますが、感染予防の生活様式への切り替えが最も大切です。
過度に恐れず、適切に用心した生活をお願いいたします。
新型コロナ関連の支援策
静岡県も緊急事態宣言が解除され、法的には日常を取り戻しつつありますが、
一気に冷え込んだ景気は簡単には回復する気配もなく、第二波・第三波を警戒しつつ
感染をしない・感染をさせないために、私たちは新しい生活の在り方を模索していかなければなりません。
政府や県では、様々な持続化のための給付金や貸付制度を設けていますが、新しい生活様式に合わせて
企業運営や商売の仕方を変えていかないと企業の持続は難しいと思います。
この点で飲食業は非常に厳しく、密を避けるために席数を半減させることは、回転率も半分になり
売上も半分になってしまいます。テイクアウトを行ってもどこまでフォローできるのか疑問です。
街から飲食店が消えてしまうのか?昔のように屋台的な外でも飲食スタイルは衛生上の問題もあります。
これは、日本に限らず、世界的な問題なので、諸外国の実施方法と結果を検証しながら、良い部分は
大いに真似ていく事になります。
そして、宿泊業もしかり。インバウンドに頼り過ぎていた観光・宿泊は、海外から国内消費へ軸足を
持っていくのか、中国や韓国からヨーロッパに舵を切るのか、政府の対応に注目をしています。
製造業のサプライズチェーンも大きな課題を生みました。この点に関しては、中国から撤退し国内へ
製造拠点を戻す場合に補助金を給付していますが、大手の企業ほど中国からの撤退は考えていないようです。
世界的に冷え込んだ景気から、どの国がいち早く脱出をすることができるのか?
私たちの静岡県に目を向けてみると、東部では医療分野での産業が安定した産業力になっていますが、
中・西部での製造業、そして県が誇るお茶の生産は、苦しい状況にあります。
多文化共生を推進してきましたが、今後の外国県民の推移は増えていくのでしょうか?
様々な事業を徹底的に見直し、長期ビジョンも大きく修正する必要があります。
伊豆を中心とした観光業のPR先をどこに絞るのか?静岡空港の利用促進は相変わらず中国に頼るのか
それともFDAと協力して新たな国内線を増やしていくのか?
川勝知事のかじ取りの責任は重大です。もちろん、それを審議する私たち議会の責任も重要で、行政の
監視に加え議会提案をしていかなければなりません。
世間がもう少し落ち着いたら、各県の取り組みをしっかりと勉強し、静岡スタイルの生活様式と産業育成の
在り方を固めていきたいと思います。
皆さまからアドバイスを賜りますようお願いいたします。