お知らせ(ブログ)
マスク販売?転売?

昨日、私たち静岡県議会に衝撃のニュースが。
焼津市選出の無所属県議会銀である諸田議員が、自身の経営する
貿易会社で在庫するマスクをネットオークションに次々と出品し、
本来の価格の何十倍もの価格で落札され。出品回数も40回(一部報道では
50回)を繰り返していました。
当議員は「元々在庫していた商品を出品しただけで転売行為ではない。1円
スタートのオークション形式だから、落札価格と市場の価格との違いは問題ない。」
としています。
今回の行為は、「合法か違法か」というh峰率的な問題と、「県議会議員として
恥じない行為か否か」という倫理的な問題の2点です。
国会議員も、献金などによる合法か違法か、国会議員として適切か不適切か?
と数々の場面で話題となりますが、そもそも日本人の美徳として法律よりも
マナーや倫理観を優先し、お互いに助け合う集落文化も根強く残っています。
私たちには議員辞職勧告を決議しても強制権はありません。
ご本人が一票を投じた有権者の声・思いをよく聞き、ご自身の判断に任せる
ことになります。
明日から、常任委員会が始まりますが、この問題についても、各会派で扱うのか
水面下での話し合いや調整が始まります。
自民党会派が、知事の暴言に対し「今は行政と議会が一丸となって新型コロナウイルス
の対策に全力を注ぐことを優先し、問責決議などは行わない」と発表した直後故に
残念でなりません。
一般質問を終えて

昨日、初めての一般質問に登壇いたしました。
私のミスで3つの要望を当局に伝える事が出来なかったので
大いに反省しております。
しかしながら、6つの質問には、知事を初め各部局とも極めて
積極的な回答をいただきました。
①県の長期人口ビジョンについては、少子化の食い止めに
生活環境の整備を行うとともに、高齢化に向けた施策も
しっかり検討していく
②公務員の懲戒基準については、取り急ぎハラスメント関連の
定義の整備を急ぐ。→窃盗などの懲戒規定については言及なし
③遠州地区のビーチ・マリンスポーツの振興についは、知事から
しっかりとビーチ・マリンスポーツを振興していく
④製材業の振興について(県山林の振興)は、JASの認定をサポート
する。非住宅の県山林利用にも補助金を拡大する。建築設計者との
マッチングにより高付加価値の製材を育成する等
⑤高齢者の健康長寿政策については、戦後の日本復興にご尽力を
いただいた高齢者の皆様に感謝の念を持った温かな施策を要望する
予定でしたが、私の不備で要望が出来ませんでした。
⑥高塚川流域浸水対策アクションプランについては、高塚川合流地点までの
1.9kmの掘削を最新鋭の重機も導入して加速できるよう努力をする。
と、全体では75~80点の質問が出来たと思います。
特に製材業の安定した成長への施策は、新しい事業や企画を提示していただき
ましたので、継続して協議を行ってまいります。
高塚川流域浸水対策アクションプランにつきましては、事業完了まで予定では
後5年を要しますが、3か月でも半年でも前倒しできるよう、粘り強く県と
浜松市に投げかけ続けます。
今後も精力的に活動していきますので、「こんな事を県にぶつけたい。」
「これを何とかしたい。」など問題定義とアドバイスをいただけましたら
幸です。
2月議会で質問に立ちます

県議会に送っていただいて早10か月。2月議会でひと回りとなります。
今議会で、初めて一般質問をいたします。
静岡県議会では、代表質問・一般質問を合わせて、議員は1年に1回しか
質問に立つことができません。
今回、私は県政に対して16の質問を用意し、各部局のヒアリングを行いました。
ヒアリングを行った結果、既に対策を打っている案件、今後も検討をする予定が
ない案件などを除き、最終的に6つの質問をすることにしました。
①県の長期人口ビジョンについて
→人口減少に真正面から向き合った施策の重要性
②公務員の懲戒基準について
→民間の感覚とかけ離れた懲戒処分を正す
③遠州地区のビーチ・マリンスポーツの振興について
→私がお約束した海岸地域の振興
④製材業の振興について(県山林の振興)
県山林の振興と、急激な衰退をする製材業の育成
⑤高齢者の健康長寿政策について
→私の公約であり、お年寄りに感謝する県政の実現
⑥高塚川流域浸水対策アクションプランについて
→被害を受けている皆様の悲痛な思いを当局にぶつけます
どこまで、納得のいく回答を引き出せるか分かりませんが、
私なりの思いをぶつけてみます。
質問の日時は2月28日 午後1時30分~を予定しています。
インターネット中継は
https://shizuoka-pref.stream.jfit.co.jp/より生中継されますので、
お時間のある方は、ぜひご覧いただき、改めてご指導いただきますよう
お願いいたします。
新型肺炎

静岡県議会の運営

川勝知事が図書館新設に反対した議員を「チンピラ。県議の資格ない」と発言し
自民党会派はこれに激しく反発。知事に公開質問状を提出しました。
私も自民会派がお怒りなのは、もっともだと思います。
知事からの回答書では、「チンピラ」とは誰のことを指すのかに
対し、明確な回答は無かったことから、自民会派は2月議会で、この
発言を追及するかも知れません。
2月議会は、補正予算と来年度予算を審議する重要な議会ですが、
国会の予算委員会と同様、本筋からかけ離れた質疑が行われるのではないかと
危惧しています。
知事の「チンピラ発言」は議会侮辱にあたる発言です。(弁解の余地なし)
しかし、自民会派だけが反発していると、国会のように2月議会が空転して
しまいます。
本来なら、議員全員協議会を開催し、議会としての統一意見を見出し、
知事に猛省とお詫びの事がを冒頭で表明していただき、予算審議はスムースに
進めていくのが良いと思います。
図書館の問題、新型コロナウィルスの問題、JRトンネル工事に伴う大井川の水問題、
津波対策、内水氾濫対策などなど、課題は山積みなのですから。