お知らせ(ブログ)
完全分裂で議会の機能は維持できるのか?

静岡県議会議員のほぼ全員が加盟している議員連盟。
・行政書士制度推進静岡県議会議員連盟・静岡県議会ボーイスカウト活動推進議員連盟・静岡県議会北朝鮮拉致問題早期解決促進議員連盟・静岡県議会日韓友好議員連盟・男女が共に創るしずおか議員連盟・静岡県私学振興議員連盟・静岡県議会日華友好議員連盟・静岡県議会日中友好議員連盟・静岡県文化芸術振興議員連盟・静岡県自転車振興議員連盟・静岡県治山砂防事業推進議員連盟・静岡県議会航空宇宙先端産業振興推進議員連盟・天竜浜名湖鉄道活性化促進議員連盟・・静岡県議会森林林産業活性化促進議員連盟などなど16の議員連盟を解散することになりました。
川勝知事の失言への対応を巡り、自民党改革会議とふじのくに県民クラブとの亀裂が拡大し続け、「議会外の活動」は一緒に行えない!ということでうす。両議院でつくった野球部さえも解散するとのこと。
辞職勧告に反対した私も自民党にとって敵になるのですかね?
しかし、こんな状態で「行政と議会=二元代表制」が成り立つのでしょうか?
12月議会の論戦!

月曜日から質疑及び一般質問が始まった12月議会。
トップバッターは自民改革会議を代表して木内議員が登壇し、一問一答方式で、これまでの知事の発言を正し辞職を瀬まさりましたが知事は続投を表明。
2番手はふじのくに県民クラブを代表して伴議員が登壇しましたが、知事の失言には言及いたしませんでした。
本日は、公明党を代表して牧野議員が登壇。牧野議員は、真面目で物静かな青年が故に、知事の失言に対する苦言は心に染みました。
午後は桜井議員の猛烈批判砲が吹き出し、知事に辞職を強く迫りました。
で、明日はいよいよ私も登壇いたします。知事への失言批判は出尽くした感もあるので、急きょ冒頭の一言原稿を修正し、知事の失言に苦言を呈するのは止めることにしました。
[質問項目]
1 知事の政治姿勢について
○リニア中央新幹線整備への対応
2 教育行政について
(1)道徳教育の取組
(2)教育委員会における性犯罪根絶に向けた取組
3 現役世代の介護者の負担軽減について
4 富士山静岡空港の利用促進について
5 馬込川河口部における津波対策の推進について
について質問します。
https://shizuoka-pref.stream.jfit.co.jp/
11時10分頃からインターネットによる生中継しますので、お時間の許す方はご覧ください。
「謝罪と撤回」いつまで繰り返すのか?

コシヒカリ発言で謝罪と撤回をし、議会では辞職勧告まで採決された川勝知事が
またまた選挙中(6月)に集会で女性軽視、職業差別の発言をしていたことが報道され
謝罪と撤回をしました。
来年から生まれ変わるそうなので、これまでの失言暴言は許してね!それは虫が良すぎます。
ましてや生まれ変わることを富士山に誓う必要もなく、お誓いするのは静岡県民に対してです。
私は、政局での混乱を避けたいが故に川勝知事への辞職勧告決議に反対をしましたが、腹の中は煮えくり返っています。
偉い人って素直に間違いを認め頭を下げられないのでしょうか?
いや、偉いと思っているから自分を正当化しようとするのではないでしょうか?
自分が話した内容に対し、「支離滅裂で日本語をなしていないから謝罪して撤回する」なんという言い訳なんでしょう。
私も地域の代弁者として県議会に送り出していただき、2年半が過ぎようとしています。
職員や地域の方から先生、先生と呼ばれ、偉くなった気になっていないか?ごう慢になっていないか?
じっくり振り返ってみる必要があると痛感するとともに、その時々で「向かい合う相手」の立場や気持ちを考える姿勢を大切にしなくては。
失言→謝罪と撤回→失言→謝罪と撤回を繰り返していては、どんな言葉も信用できないし言葉に何の重みも意味も無くなります。
謝罪することと、相手が謝罪を受け入れることとは別問題だという認識を持っていただきたい。
いよいよ迫ってきた臨時議会

24日に臨時議会が開会され、まずは御殿場市民から提出された「知事の辞職を求める請願書」について採択を行います。
この請願書については、私は賛成をします。
理由は、請願を提出された「御殿場市民の思い」を議会が否決し消し去って名波らない。知事に思いは議会を通してしっかりと伝えなければならないと考えています。
請願書の採択が終わってから動議で「知事部信任決議案」が提出される予定です。
賛否については、それぞれの議員さんが判断し投票を行いますが、今回の投票形式は無記名投票になる可能性が高いとのこと。
こんな重要な案件について、誰が反対し、誰が賛成したかを明確にしないのようでは有権者に納得していただけるのでしょうか?
議決の結果によって、自分の判断を知らん顔でやり過ごす事こそ、議員の政治姿勢を問われる由々しき問題だと思います。
無記名なら、所属する会派によって党議拘束をかけられていても造反しやすい。と思いますが、納得がいかなければ堂々と造反する覚悟も無く議員をしているのですかね?
自分の考えと信念、選挙区の皆さまの代弁者として、重い一票を投じるのですから、私はこういう理由で賛成した・反対しましたと堂々と表明すべきだと思います。
お前の判断は間違っている!とお叱りを受けるかもしれませんが、私は議決後に賛否とその理由を説明いたします。
有権者の皆さんだって、自分が支持している議員が賛成したのか反対したのか知る必要があると思います。
決算特別委員会が終了し、知事の失言対応に…

決算特別委員会は、各分科会委員長報告後の採択で全案件について承認し、閉会いたしました。
議会は一気に知事の「コシヒカリ」問題発言に対しての対応に走り出しました。
私の考えはFacebook(11月10日、11日)で書きました通り、失言で済むような軽い問題ではないと受け止めています。
県民を分断しかねない発言、少数の意見に耳を貸さないかのような差別発言であり、熱を帯びた選挙中の演説の中と言えども
その品位と知事としての良識を問うものだと感じています。
その上で、①他の会派として抗議文に賛同する必要はない→自身で意見書を出すかも
さらに、不信任決議も検討しているようですが、先ずは議会にて知事の説明と謝罪をお聞きしたうえで判断をすべきであり、
いきなり不信任案提出では、当事者の考えや釈明を聞かない魔女裁判になってしまうのでは?と危惧するとともに、この場合は
反対の立場を明確にさせていただきます。
知事の説明・謝罪を議会でお聞きしたうえで、反省の色も無いようなら、当然、不信任案には賛成します。
静岡県の議席数67の内、3/4=51名の賛成で不信任案は議決されます。
そうなれば、知事は辞職するか、知事の権限で議会を解散し、私たちは選挙へと突入します。
これも、静岡県民の民意を問う方法としては、価値があると思っていますので、不信任案が提出されたなら、
腹をくくって、自身の政治倫理と理念に基づいた行動をとるつもりです。