お知らせ(ブログ)
安倍信三元総理のご冥福をお祈り申し上げます
滋賀県に秘書として赴任した平成24年に自民党総裁選挙が行われ、全国遊説で大津市にお越しいただいて以来、総選挙、参議院選挙と国政のたびに安倍総理大臣は応援に駆け付けていただきました。
秘書として街頭演説現場の警護・警備のお手伝いをさせていただき、側面から安倍元総理を見させていただきました。
総理というお立場にもかかわらず、候補者のためならどんな無理もお聞きいただき、また周囲への配慮も厚く、この国を背負っているリーダーとしての数々のふるまいにオーラを感じるとともに、心から尊敬をしていました。駅前や路上で街頭演説を行っていただきましたが、毎回600~800名の聴衆が集まり、いつ暴漢が襲ってくるやもと、ピリピリしていたことを思い出します。
当時は現職の総理大臣ですから、SPの数も地元警察の警護・警備も凄い任数を配置し、実査(事前の配備計画)も相当神経質に行っていたことを思い出します。
今回の不幸な事件は、ただただ残念でなりません。
恨みを持つ、しかも筋違いの逆恨みと報道されていますが、狂人による単独犯行であり、政治的な愚行であり、民主主義の日本においてこのような凶行が許されるものではありません。
政治は命がけと言いますが、意味が違います! 命がけで一生懸命取り組むものであって命を奪われる危険など1mmもあってはならないのです。
また、背景には、言論の自由を放置し過ぎた社会にも大きな問題があるのでは?とも考えます。
罵声を浴びせ続ける反政権の醜い声は、一部の世界で果てしなく増幅してしまう。この意味不明な憎悪の醜い渦の中(SNSというバーチャル)に飲み込まれた人が、現実の世界で凶行に及んでしまう。
そんな事が多々起こっているのだと感じます。政党や政治団体が煽るような行為はもちろん、支援者をしっかりコントロールできないようでは、理解不能な凶行はなくなりません。
参議院議員選挙
参議院議員選挙も終盤戦に入りました。
今回の選挙は、参政党、ごぼうの党、新党くにもり、日本第一党、維新政党・新風、(いずれも条件を満たしていないので、政党ではなく政治団体)と
訳のわからない新党が乱立しています。
なぜ、新党が沸いて出るのか?
①自民党・公明党の政権運営に不満を持つけど、立憲民主党や共産党では与党とまともに対峙できない。
②一部の保守層が右傾化し、政権の対中国・韓国政策に不満を持ち出した。
③2%の得票率で政党用件を満たし、政党助成金がもらえるチャンスを狙っている。
大きく分けて、3つの流れだと思いますが、日本の政治はこれで良いのでしょうか?
政治とは、核武装でも健保9条保持でもないと思います。
税金を徴収し、国民の声を反映した分配を的確に行う。これが政治の基礎基本だと思います。
その上で、外交や安全保障、未来への投資、国際協力、経済対策を打っていく。
経済でいえば、国内経済を最優先するのが当たり前だと思います。
岸田総理は、選挙が終わったら経済政策を打つと言っていますが、なぜ参院選の公約で掲げないのでしょうか?
憲法改正も時代にあった、将来の日本の姿を見据えたものに改定するのは結構ですが、まず国民が広く興味を持ち議論する環境を整える」努力をしていますか?
新型コロナは2類から5類に変えるのですか?→ワクチンや治療費は自己負担にするのですか?
慎重に見極めるとの事ですが、すでに3年が経とうとしています。これまで77兆円ものコロナ対策費を使ってきましたが、膨れ上がった借金は増税で徴収するしかない。
となると、何時どんな増税を行うのか?国民に明確に示すべきでしょう。
世界外交や経済状況は複雑化し、混沌としているのに日本の政治は稚拙でポピュリズムに走っていませんか?
30年後50年後の日本の将来像を映し出す明確な目標も掲げず、その日暮らしのような政策で渡り歩いていませんか?