お知らせ(ブログ)
無投票は地域衰退の第一歩です!
無投票は地域衰退の第一歩です。南区では浜松市の合併・政令市移行
以来、一度しか県議会議員の選挙が行われておりません。選挙が無い
ということは、政治家が有権者からの評価を受けることがなく、議員
の地位にあぐらをかき、ひいては地域の切実な声に耳を傾けず、漫然
とした態度を許すことにつながってしまっております。実際に、地域
の将来を心配する方々から、政治家に緊張感が欠けているという声を
たびたび耳にしております。
また、政党所属の議員が阿吽の呼吸で、議席を分け合い、選挙を無投
票に持ちこむということは、有権者の皆様の投票する権利を、事もあ
ろうか政治家が奪っているという見方もできます。
その結果は、政治家の質の劣化であり、議員の質の劣化は、地域の衰
退に直結するのではないでしょうか?
私が生まれ育った南区の現状をみますと、国道1号線の整備、産業の
衰退、災害対策などあらゆる分野で、地域の切実な要望が県政に届か
ず、遅々として進んでいないのが現状です。東日本大震災や昨今の
集中豪雨による被災状況をみれば、防災対策の遅れが住民の生命の問
題に直結していることは、皆様もご存じの通りです。
議員の地位にあぐらをかき、地域のために仕事をしない政治家に何年
も議員を続けさせるほど南区は恵まれておりません。
顔も名前も分からない、地域の声に耳を傾けることもしなければ、
地域の切実な要望を県政に届けることもしない。
そんな政治家に私たちは2期8年間も議員給与を払い続けました。
その結果が、今の南区の現状です。繰り返しになりますが、無投票は
地域衰退の第一歩なのです。
そんな政治家にさらに4年間も議員給与を払い続けるのか否か、地域
からの通信簿をハッキリつける事ができるのは、選挙だけなのです。
今回は、地域を切実に心配する方々の後押しにより、選挙が行われる
ことになりました。南区をどうしたいのかをしっかりと見極め、これか
らの4年間を託すことが出来る人を、しっかりと見極めましょう。
「政治なんて、誰がやっても同じだよ」。「無所属議員にまともな活動
は出来ない」。「政治は数だよ」。こうした声も耳にしますが、ハッキ
リ言って間違いです。無所属議員であればこそ、所属政党の都合に左右
されずに、地域の要望をダイレクトに県政に届けることが出来ますし、
また「南区のためになる」この一点を判断基準にどの議員とも問題ごと
に協力関係を築きます。
愛する郷土の発展を進めるのか、また4年間足踏みをするのか。今回は
有権者の皆様が選挙で判断する時なのです。
県政への思い
静岡県は、温暖な気候で住みたい都道府県ランキングでも常にベスト10入りをしています。
産業も、農業・漁業・林業・製造業・観光とまんべんなく揃っているのに、人口流出が多く
人口減少を続け、転出超過数は、2013・2014年はワースト2位。2017年でもワースト8位
という、危機的状況が続いています。
特に、若者。大学生(卒業後)の転出率が高いのです。人口における大学の数は、平均的な
数があるのですが、卒業後の受け皿とマッチしていないのが原因でAI・医療・宇宙産業など
の新しい産業を誘致・根付かせる必要があります。
また、女性にとっては、パートなどの需要は沢山あるが、キャリアアップを考える女性には
厳しい産業構造であることも挙げられています。
専門性の高い大学生を輩出しながら、卒業と同時に県外へ転出してしまう状況を早期に改善
しなくては、静岡県は衰退の一途をたどってしまます。
自然環境や生活コストなどの暮らし易さは満足度が高いので、多面的な働く環境や娯楽と
いった生活環境を早急に整備していく必要があります。
財政の健全化は必要不可欠ですが、将来を見越した先行投資も必要だと考えます。