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山本たかひさ

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静岡県議会議員【浜松市中央区(旧南区)選出】
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2025 / 10 / 09  13:42

9月議会が閉会しました。

9月議会では、新県立図書館の白紙見直しによる当初予算からの減額などなどで3億2100万円の減額補正を上程した後、牧之原の竜巻被害への支援として160区円の追加補正を行い、議決しました。

新県立中央図書館の失態に次ぐ気、今回も牧之原の竜巻被害による自衛隊派遣要請において組織の伝達不足=報告・連絡・相談に大きな反省を残す事態となりました。

マスコミ報道に加え、この後2時過ぎより当局から経緯の説明、知事への連絡、牧之原市長への連絡内容について詳しくヒアリングを行います。

新県立中央図書館も1人の担当課長の思い込みにより、確認することなく伝言ゲームで上に伝わり部局間でも確認することなく話が進んでいってしまう、巨大組織の荒が露呈しましたが、

今回の自衛隊派遣要請も問題の根源は同じだと捉えています。組織が巨大になると、自分があやふやな連絡・報告をしても、どこかの時点で誰かが気づくだろう。という甘え。

市町や県民より組織内部(上司)に目配り気配りを重視してしまう不土があるのではと感じる事が多々あります。

民間企業でも不祥事や事故が発生した場合に、消費者への説明と謝罪が遅れ、責任や保証が拡大し、企業の存続を左右しかねない状況に追いやられるケースがありますが、これも根本は組織を守りたい、

組織の中でも自分のポジションを守りたいという消費者目線を大きく逸脱した判断が原因だと思います。

公務員は公僕(私たち議員も)ですから、判断の機銃は県民のためになるかならないか、どうやったら市町のサポートになるのか?ここを忘れてしまっている職員が少なからずいるのは悲しい。

鈴木知事も16年間浜松市長を務め、数々の実績を残された方ですが、基礎自治体の首長と広域行政の首長の立場の違い、目配り気配り(視野)の違いが、まだ確実に掴み切れていないと感じる事も。

県は指示を行うのが責務ではありません。県内35の市町のサポートを丁寧に行い、伴奏型の支援で県全体を盛り上げていくのが責務だということを今一度肝に銘じていただきたい。

来週は常任委員会の県外視察で北陸にいってきます。

2025.10.09 Thursday