お知らせ(ブログ)
高市政権がスタートしました
過半数割れしていた与党から公明党が連立を離脱し、立憲民主党も政権交代への大チャンスと捉え、首班指名に「野田」への投票を呼び掛けたが、まとまらず「玉木」でも良いと言い出した。
国民民主党の玉木代表を総理にしてまで政権交代をしたいのに、安全保障やエネルギー政策など根本的な政策の隔たりは大きく、この話も消えつつある中、安住幹事長は「維新から総理でもいい」と、なんとも軽はずみな発言。
一方、自民党総裁に選出された高市さんは、公明党の離脱を受け、国民民主党と日本維新の会に急接近。最終的には、維新の突然の主張である議員定数削減や副都心構想にも理解と受け入れを示し(理解したふりをしただけ?)で
閣外協力ではあるが短期間で「連立のてい」を作り上げた。さらに参政党や日本保守党、無所属まで首班指名の協力に高市総裁自らがお願いに上がり回ったといいます。
何が何でも、どんな手段を使ってでも、政権を維持しなくてはならない!という高市さんや自民党の執念と、千載一遇の大チャンスと騒ぐ割には、真剣みの無かった野田代表や執行部の「本気度の違い」が今回の自民党政権の継続と高市内閣を誕生させたと感じています。
立憲民主党の何人かの議員の言動を見ていると、「静かな良い子」を思い出す。
口論はしないけど仲間のグループでヒソヒソ話をしてほくそ笑む。
争いが起こっても決して加わらないので、争いが終わった後はどっちつかずの宙ぶらりんで存在感は薄い。
立憲民主党は、自分たちこそがエリート集団だと勘違いしている議員もそこそこ見られるのが残念なところ。
国民民主党も、少し同じ匂いがします。
だから反自民の有権者が、れいわ新撰組や参政党など「過激な集団」に惹かれ共鳴するのも何となく分かります。
自民党と徹底的に対峙する、そのために必要な野党共闘なら、手段手法はなりふり構わない。みたいな戦う姿勢に欠けているのが立憲民主党。
戦う姿勢はそこそこあるが、戦う相手との戦い方(交渉力)がイマイチなのが国民民主党。
そんな印象を持っての新内閣スタートであります。