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山本たかひさ

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静岡県議会議員【浜松市中央区(旧南区)選出】
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2026 / 07 / 07  18:06

環境とか多様な生態系とか

リニアに反対している人の意見をお聞きすると、①南アルプスの生態系を破壊する ②大井川流域市町への地域振興の具体策が無い ③リニアによる恩恵は静岡空港の地下新駅で

の3つに大きく分かれていると思います。②と③は関連していますが静岡空港新駅は必ずも流域10市町の共通の恩恵にはつながらないと思いますが、JRの予算で実現すれば、中遠の皆さんの多くは喜ぶでしょう。

で、①の生態系や自然環境の破壊が難儀な問題だと思っています。JRもネイチャーポジティブ(代償措置)という新しい概念で、 万が一生態系に不可逆的な損失が生じた場合には、トンネル湧水を活用した新たな

生息環境の創出や生物の移植など、自然環境をより良い状態で保全・創出するための代償措置が検討するとのことですが、反対している人たちには、ご納得いただいていないようです。

私は、そもそも環境破壊の無い開発はあり得ないと思っており、環境破壊と開発のどちらが地域や国や世界に、そして人類に必要かを天秤にかけ重い方を選択するしかないと思っています。

口で言うほど簡単なものではないし、何をもって環境や生態系を維持したかとの疑問もあります。

例えば、伊豆縦貫道は伊豆の生山のど真ん中をぶち抜いて作られる道路です。道路ができれば、動物の行き来は分断されるでしょう。➡当然生態系に変化は生まれます。

極端な言い方をすれば、家の前に排水溝をつくるだけでも昆虫や植物の種子の往来・飛散に変化が出るかも知れません。

もっと言えば、昔は、田んぼに肥料代わりにレンゲの種をまいていたが、化学肥料の復旧でレンゲを見る田んぼは殆どありません。故に、日本ミツバチが激減してしまいました。

さらにその昔の戦時中に、毛皮や食用としてヌートリアを飼育し、それが逃げ出したり放棄して、現在のヌートリア被害が拡大しています。

これも立派な環境破壊であり、生態系を壊してきた事実です。

南アルプスのヤマトイワナも、かつては西日本にウジャウジャ生息していました。河川が汚れ生息域が狭まり、希少生物となり、南アルプスでは北限に位置するから守れってのも私に中ではピンとこないのです。

戦後の高度成長期に日本(日本人)は様々な環境破壊を繰り返しながら発展し、現在の裕福な生活を営んでいます。

その代償が大きの課小さいのかは個人によると思いますが、未だ電気も通っていない生活をしているアフリカや南米の奥地に比べたら代償は大きいけれど、生活は何十倍も豊かになりましたよね。

人類は、その暮らしをもっと楽にもっと豊かにするために、自然を破壊し続ける生き物です。

そして、いつかは豊かな生活と自然環境の破壊度が逆転し、墓石変わり果てた自然によって苦しい苦しい暮らしを強いられることになるでしょう。

でも、私は、それを全面的に否定はしませんし、できません。

人の欲望に限界は無いのです。

 

2026.07.07 Tuesday