お知らせ(ブログ)
川勝知事6月議会後に辞職
昨日、ぶら下がり会見を開き、新職員への訓示の際の不適切発言について「マスコミの切り取りによって誤解が生じた」といつもの屁理屈を述べた後、
突然の辞職宣言をしました。
私は、記者の質問に逆切れして辞職という言葉が出てしまったと感じていたのですが、会見前に渡辺周議員に後継依頼の電話をしていたとのことで、
最小の準備をした上での辞職会見だったのですね。
つまりは、辞めるからには、これまで散々重箱の隅を突っつくような質問をしてきた報道に言いたいこと(マスコミ批判)を言ってから辞めてやろう。という発想です。
やはり、知事の性格が最後の最後にもハッキリ出てしまったという印象です。
そして理解できないというか許せないのは「リニア新幹線の2027年の開業延期が正式に決まり、自分の責任は果たした」と渡辺議員に話したとのことです。
知事の責任(目的)は開業を遅らせることだったというのなら、理事としてあるまじき行為であり、背任に値する行動だと思います。
御用組織である、県の専門部会も解散するか委員の総入れ替えを行うべきと考えます。→本会議や委員会で主張していきます。
一方、SNSでは「これでリニア工事が順調に進む」とか「媚中の知事がいなくなれば静岡県も中国の支配から救われる」など、根拠のない発信が多くみられ、残念に思います。
南アルプスの環境(動植物)保全の度合いはともかく、大井川水系の水(量)は確実に確保していただく必要があるし、水量が減った場合の補償は国が行うのかJRが行うのか?んも明確に決まらなければ、どなたが知事になっても本工事に進むことはないと思います。
これから夏の決戦に向け、様々な陣営や組織の動きがあると思いますが、ふさわしい候補者同士がそれぞれ明確な公約を掲げ、堂々と選挙戦を戦ってくれることを期待します。