お知らせ(ブログ)
川勝知事への不信任決議案提出=投票の結果否決
不名誉な全国的ニュースとなってしまった「川勝知事に対する不信任決議案」結果は2/3=51票に1票届かず、決議案は否決となりました。
私は、今回の意不信任決議案に賛成票を投じました。
一昨年前の知事辞職勧告案には反対したのに何故?と思う方もいらっしゃると思いますので、私の心情をご説明いたします。
2021年の「コシヒカリ発言」や「女性蔑視発言」は選挙の時の発言で、選挙となるとカッカと熱くなり、どの候補、どの陣営も、多かれ少なかれ暴言や虚偽発言をしているのが現実です。
とは言え首長の発言としては、あるまじき許されない発言でしたが、議会での説明では真摯に謝り二度とこういった発言は慎む。と約束されたので、その言葉を信じ辞職勧告案には反対しました。
今回は、辞職勧告決議の可決を受け「自らを戒めるために12月の給料とボーナスを返上します」と記者発表していたにもかかわらず、返上していないことが所得公開でバレて追及されました。
その際に記者から「県民への約束はどう考えているのか」という問いに「県民とは約束していません」とビックリ発言をサラリと答えました。
返上のための条例改定を議会に上程するチャンスは、この一年間で何度もあったハズなのにしなかった。
返納する気もない、自らを戒める気もない。嘘ばかりと自民党会派から異論が噴出し今回の事態に至ったのです。
私は、給料返上問題については、①「県民とは約束していません」と言い放ったこと。②「ずっと上程する気はあったが、今議会の委員会で議論となり上程できる環境ができた」と上程しなかったりゆうを議会に押し付けた。=議案の上程は知事の権限で、議会は賛成・否決県はありますが、上程を拒否する権利なんてありません。③今回の問題と合わせて、リニア新幹線工事で山梨県側で行っている調査ボーリングの中止要請や静岡の水発言で、山梨県知事から異論と批判を受けた時の釈明や熱海土石流の砂防法をめぐる発言や白黒反転公文書についての説明で全くつじつまの合わない屁理屈ばかりが目立ちました。また、伊豆のメガソーラー手続き検証の請願も全会一致で可決したにも関わらず、一切耳を傾けない議会軽視の態度にも多選弊害を強く感じていました。
これら一連の川勝知事の言動を総合的に判断し、この先2年間をこのまま(何のペナルティも課さずに)川勝県政を維持することは困難である。と判断し、賛成票を投じることとしました。
活動報告でも書きましたが、首長も議員も人であり、人は間違いも口が滑ることもあります。しかし、間違いや不適切な発言を指摘され反論がなければ、先ずは真摯にお詫びする。←ここが信用の第一歩だと思います。
間違っているのに嘘や言い訳でやり過ごそうとするようでは、相手を信用信頼できませんし、議論すらできません。