お知らせ(ブログ)
2025 / 07 / 21 11:08
与党が過半数割れ
「助けてください」「最初で最後のお願い」情けない演説が各選挙区の自民党候補者から聞こえた選挙。
負けて当然。
「我々の政策が伝えきれなかった」
いやいや、自民党の愚策を理解したから、負けたのです。
「長い間、政権の座につき、自民党に慢心があったのでは?」
その慢心は、参議院の自民党議員のことでしょ。
一方、手ごたえを感じると自信満々だった野田さん率いる立憲民主党も伸びは無かった。
日本保守党や特に参政党が議席を大きく伸ばすということは、決して好ましい事ではなありませんが、国民が既存の政治に大きな不満を持っていること。
経済政策も国民の生活に具体的な利益につながっていない不満。
何より、若い人と高齢者の分断、日本人と外国人の分断を選んだ有権者の多さに、日本の行く末を憂います。
嫌中国、嫌韓国、嫌米国の「感情」が高まることは、日本の国益に得なのでしょうか?
鎖国でもして国内消費だけで日本は発展していけるのでしょうか?
中国からモノを買わないで、中国への輸出で食べていけるのでしょうか?
政治が「自分の生活や自分の思想」からの投票行動に直結した選挙だったと感じます。
自分の収入が少ないのは、高齢者の無駄な医療費が原因だ。職に就けないのは、外国人が日本人の7割の給料で仕事につくからだ。
生活が苦しいから、給付金をよこせ。
政治が身近になった反面、10年後20年後、50年後の日本国の姿を想像して投票した有権者がどのくらいいるのだろうか?
もちろん、日本の将来像を訴えた政党もありませんでした。
国家100年の計を訴える政党が一つも無かったことに、本気で日本の未来に危機感を感じました。