お知らせ(ブログ)
総選挙もいよいよ終盤戦
本日を入れても残すところ3日間。
静岡県の8つの選挙区でも激戦が交わされています。
静岡県は保守王国と言われ、前回も8つの選挙区すべてに自民党の国会議員がいましたが、今回はそれも崩れそうな逆風が吹いています。
そりゃ、そうでしょう。
派閥パーティーのキックバックを収支報告書にも個人の所得にも載せず、ポケットに入れていたのですから、批判は当然。
しかも何十年も慣例化していたのですから、派閥=身内意識の驕りが露呈したのはよい機会だと思います。
岸田元総理の裏金処分は甘いと世間は批判し、総裁選不出馬を強いられてしましましたが、派閥を解体したのは岸田さんなんです。
私はこの一点だけでも岸田さんを評価していますし、増税メガネと揶揄されましたが、増税もしていませんし株価も最低賃金も上がったことは誰も評価しないのは色メガネが過ぎると思っています。
でもって、新総裁になった石破茂さん。
総裁選挙時は「早期の解散はしない。予算委員会を開いて政策論議を行い国民に判断材料をご提示してから解散総選挙を行う。」と明言していたのに、史上最短の解散に打って立たのは、あまりに国民w馬鹿にしているとしか思えません。
歴代総理の中でも、言ったこととやってることが最も違うナンバーワンの総理だと思います。
世論の目も騙されず、自民党の支持率は下がる一方でしょ。
日頃、地域のために汗を流している自民党の地方議員さんも一緒くたに金に汚い議員として見られてしまうことに、同情いたします。
で、予算委員会も開かれす、自民党の政策もよくわからないまま解散となったので、自民党の政策パンフレットを取り寄せ、読んでみました。
政策の1丁目1番地であるトップの公約が「1ルールを守る」(キリッ)
おいおい、小学生かよ!
ルールも法律も破ってきた自民党さんが、選挙公約のトップバッターに「ルールを守る」って自己矛盾も甚だしい。
石破さんも空気が読めない人だけど、小泉選対本部長も森山幹事長も平井広報本部長もそーとーズレてますよね。
私は、古い人間なので、政権交代して「白が黒に変わったり、右から左へと180度世の中が変わってしまう」と思考能力が追い付かないと思うので、望んではいません。
今回は、自公で過半数を割っても、野党も大連立は難しそうなので、自民党が少数政党や無所属をかき集め、暫定連立を模索するのでしょうけど、それくらいの緊張感と反省はしていただきたい。
ただし、各小選挙区の候補者については、自民党ひとくくりではなく、その議員が地元にどれだけ汗を流したか、国会でどんな活動をしてきたかを検討材料として熟考してもらいたい。
自民党でも、信頼できる議員はたくさんいます。