お知らせ(ブログ)
2024 / 04 / 27 10:17
推し活
NHKの「ドキュメント72時間」でアニメ系のグッズ買い取り店で取材をしていました。
来店者は「いわゆるアニメの推し活」をされている方で不要になったキャラクターグッズを売りに来ていました。
63歳のオッサンには「推し活」というものがナカナカ理解できない中、この番組は非常に役に立ちました。
私も幼稚園の頃、テレビの「ウルトラQ」や「バンパイヤー」を見て、得も言われぬ不安や恐怖を覚えたのは、テレビの世界への感情移入だったのか。と気づいたこと。
大人になり、オッサンになり、テレビ・映画(アニメは何十年も見てない)などの世界は、バーチャルであり現実とはかけ離れた偽物の世界だと決めつけ、感情移入することなど無くなっていました。
しかし、取材を受けていた人たちの多くは、アニメの主人公やわき役に自分を重ね、時に励ましてもらい、時にやさしく寄り添ってくれる存在であること。
つまりは、感情移入をされているのです。
感情移入しやすい性格として「共感力が高い」のが特徴とされています。
えっ、政治には重要な資質じゃないですか!私にはこの大切な「共感力」が欠けているのか?としばし、考え込んでしまいました。
また、感情移入しやすい人はHPS(強い感受性で人口の10~20%)の傾向にあり、感受性が強すぎると他人の「悲しい」「嬉しい」「イライラ」などの感情に移入してしまうため、疲れてしまいます。
そういえば、小泉元総理の「鈍感力」なんて本がありましたね。
自分の信念・考えを貫くためには、周囲の声に左右されない強い意志か鈍感力が役立つみたいな。
どうやら、私は、こちらの路線のようです。