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2023 / 05 / 29  09:03

子供を守る事と心の教育

子供を守る事と心の教育

たびたび教師の不適切な教育行為として「怒鳴った」「頭を小突かれた」「教室の後ろに立たされた」などの行為が取り上げられ、学校長や教育委員会から【謝罪と再発防止】のコメントが発表され、最後に『子どもを守る』と付けられます。

確かに怒鳴られたり立たされたりすることは、子供心にショックを受けることもあるでしょう。しかし、痛みは反省につながるのではないでしょうか?

子どもを守る、体罰は当然、言葉の暴力も許さない。

学校生活や授業中のルールを守らなかったり、他人を傷つけるような行為をしても『痛みを伴わない諭し方』だけで、反省し繰り返さないことが可能なのでしょうか?

もちろん、私たちが子供のころのような、ひと言の注意をするまえにビンタが飛んでくるような教育はあり得ないと思いますが。

人格を形成する学校教育において、「話せばわかる」「人はみんな平等」「競う必要はない個性を大切に」と教育し、社会に出たら競争だらけ、話しても通じない、収入の格差と教えられたことと現実は真逆なことが多く、厳しい現実に挫折してしまうのでは?と心配します。

静岡県の令和5年度の教育方針でも特に、予測困難な時代を生き抜く力を育む探究的な学びの充実となっていますが、今の教育では予測困難(様々な社会の壁)を乗り越える「タフな精神」を育むことができるのでしょうか?

現代の教育方針が、不登校やいじめを生んでいる一端だあるように思えるのです。

昔の教育方針に戻せとは言いませんが、過去と現在の不登校者数と教育の変化には関連があるように思います。

※いじめについては、受けた側の感覚や全行的な調査の有無もあるので、因果関係は分かりません。

2024.12.04 Wednesday