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2022/11/27
静岡県産お茶の行方

生産高、ブランドともに全国トップを独走してきた静岡県産のお茶の低空飛行が続いています。
大きな理由として①そもそも急須でお茶を飲む家庭の現象=需要の減少 ②鹿児島の生産量が猛追していることが大きな要因です。
これに加え、後継者不足や一番茶の市場価格が下がり儲からない。
儲からなくて後継者も居ない。急須で飲む一番茶の需要も減った。→→→この状態で行政の振興策に効果が出るハズも無い。
今の日本人の大多数は、ほんのわずかな茶葉に高熱・高圧力を掛け無理やり搾り出したペットボトルのお茶で満足しているのですから、いまさら手間隙かかる住す文化には戻らないのでしょうね。
お茶を使ったレシピのコンテストや新商品の開発に助成金を出す。お茶博に茶の都ミュージアムと、行政は応援をしていますが、何度も言いますが市場が縮小しているのだから、焼け石に水なんだと思います。
一方で鹿児島県は生産量を伸ばし続けています。同じお茶なのに鹿児島県は儲かるから生産量が増え、静岡県は儲からないから生産量が減っている。
大きな理由として、大規模高効率な生産体制によるコスト削減と」強い経営体質。ニーズの対応した茶づくりも強みとのこと。
静岡県のお茶は小規模で経営の体力が無い。静岡茶というブランドに甘えてきた部分もあるでしょう。
お茶畑の面積は鹿児島県の2倍あるのに、荒茶の生産量は1.17倍しかありません。→県内各地に茶畑が点在していて効率的な生産ができない。
これって、致命的な課題です。
お茶を諦めて野菜や果物に転農するための助成制度を拡充することを真剣に検討する時期だと思うのです。