お知らせ(ブログ)
日本国憲法
昨日の憲法記念日はご周知の通り、1947年(昭和22年)のこの日に「日本国憲法」が施行したことを記念する日です。
同時に対戦の敗戦国である日本が、連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーの指揮下において、日本国憲法制定が進められ、アメリカの意向が強く反映された、つまりアメリカの考えに基づく日本国民のあり方、
日本国のあり方を形成された日でもあると思っています。
終戦の焼け野原から日本は奇跡的とも言える経済発展を遂げながらも、自国の平和を守り世界の平和も訴え続けてきました。
これは、戦争当事国として、世界に誇れる日本国民の不断の努力の結果であることと疑う余地はありません。
一方で、半ば押し付けられた部分も否定できない日本国憲法にいつまで従うか?という疑問もあります。
戦後77年も経ち、世界情勢や現代の日本人の生活に沿った憲法に変えても良いのではないか、ウクライナ侵略を受け、自国をどう守るのかという疑問も高まり、憲法改正に対する国民の意識も高まっています。
憲法改正と言うと、即、第9条改正による自衛隊の扱いだとか、第12条に定める自由及び権利を掲げる方が多いのですが、どちらも極論かつ端的過ぎるきがします。
私は憲法改正には賛成です。
しかし、9条改正や12条の堅持とは違います。
国民的議論をしっかり行い、その結果、今のままで良いとか前文を一文字かえるだけで良いとか、全てを作り返るとか…何でも良いのです。
国民がしっかり話し合って、国民の大多数が納得する憲法にし、今後50年100年は、その基本ルールに従い、栄えある日本を目指して行こうという統一意識を持った方が良いと考えています。
各々が自分に都合の良い憲法解釈をし、合憲だ違憲だと騒ぐ極論者は別として、国民の大多数が「これで良いんじゃないか」と落ち着く憲法を国民だけの考えで作り直せば良いと思うのです。
9条改正したら、自衛隊を認めたら戦争に突き進む!→そんな狂犬みたいな政治家います?
12条を改正したら、言論の自由も国民の権利も撲殺されてしまう!→従う日本人なんていませんよ。
憲法改正に賛成反対の世論も調査するマスコミによって食い違いが大きすぎるのも非常に気になりますが、まずは、政治家がしっかりと憲法調査会を開き、議論の内容を包み隠さず国民に公開し
賛否を問わず国民の関心を高める努力をすることが責務だと思います。