お知らせ(ブログ)
終戦記念日を迎え…
8月15日の終戦記念日に「浜松市戦没者追悼平和祈念式」に参列いたしました。
大型スクリーンで天皇のお声をお聞きし、安倍総理の平和への誓いを拝見し、平和
であることの大切さと命の尊さを改めて胸に刻みました。
私が生まれたのは、戦後わずか16年後。物心つく3~4才の時でも戦後20年。
しかし、私の記憶には、戦争の傷跡らしき思い出は一切ありません。高度成長期の中
家庭の中も地域も笑顔で溢れていた記憶しかありません。
生活空間の中には、出兵されていた方も大勢いたハズなのに……
今、改めて思い起こしてみると、日本人はなんとも強い。そして前向きな人種なんだなと
思います。
新型コロナウイルスにより、自由に外出できない。旅行に行けない。売り上げが下がった。
確かに不自由な生活を強いられていますが、戦争に比べたら本当にちっぽけな窮屈です。
それを我慢できずに、水商売の店に行く、カラオケで騒ぐ、東京や大阪に遊びに出かける…
戦後75年で日本人の心の強さ、謙虚さ、自制心は無くなってしまったのでしょうか?
東京で行われている安倍政権批判のデモを見ると、「安倍死ね」「金よこせ」など、これが
同じ日本人なのか?と疑うような汚い言葉・プラカードが飛び交っています。
戦火の中を潜り抜け、一丸となって日本復興のために汗を流してきた方なら、絶対にありえない
醜い姿だと思います。
私のように戦争の痛手を知らない世代だから、我慢もできない。不満も所構わずぶちまける。
自分さえよければ、地域も国のことも、そして相手のことすら考えない。そんな世代で日本が
埋め尽くされているのでは?とういう恐怖心にかられます。
戦争を美化するつもりは一切ありませんが、個人の思いを捨て、家族のため地域のため、そして
日本のために命を投げ打って戦った英霊が今の日本を見て、さぞや嘆いておられることでしょう。
今一度、日本の歴史を見直し、日本人の気概を見つめ直していただきたい。
私も、胸を張って毎日を送れるよう、改めて勉強を積み重ねてまいりたいと思います。