お知らせ(ブログ)
4月補正予算を可決しました。
昨日、臨時議会が開会され新型コロナウイルス対策費として264億6,700万円の
補正予算が可決されました。
10時30分に開会し、知事からの議案説明の後、共産党・公明党・ふじのくに県民クラブ・
自民党改革会議の各会派から質疑が行われ、14時過ぎから各委員会にて議案の付託案件を
審議。15時過ぎに委員会の審議が終了。この後、委員長報告・討論に入り採択へと進む
予定でしたが、代表者会議で休業要請&保障の業種の拡大を求めて紛糾し、議会運営委員会が
開かれたのが、19時15分。本会議の再開は19時45分となりました。
さらに質疑を行った4各会派の討論が始まったのですが、全会派が賛成の立場からの討論。
討論って賛成と反対がいて、それぞれの考えで意見を述べるのが討論かと思いきや全員が
賛成の立場から意見を述べるのです。→わが会派の意見が反映された予算であるというPR
にしか聞こえませんが?
で21時に採択をし、全員賛成で補正予算は可決されました。
しかしながら、今回の補正予算は、5月6日にまでの休業要請や無担保・無利子の貸付枠の
増加に伴うもので、緊急事態が長引けば、更なる補正予算を組んで救済措置を行う必要が
あります。加えて、こんごの景気対策も考えなくてはなりません。
すでに、例年の予算を1千億円も超過しています。リーマンショック時より景気の低下が
懸念される中、当然、税収も落ち込むので、今年度以降の事業の見直しは相当突っ込んで
行わないと、歳入歳出のバランスが大きく崩れてしまいます。
まずは、新型コロナの影響により、中止になった事業・延期になった事業について、今後
本当に必要かどうかを精査し、中止と塩基の仕分けをしっかりと行うとともに、各部局を
またいで事業・施策の優先順位をつけていく必要があります。
6月定例会に向け、上記の案件をしっかり勉強し、精査していきたいと思います。