お知らせ(ブログ)
2019 / 09 / 17 11:56
南区の病院が無くなる???
9月6日の新聞に、南海トラフ地震による浸水予想地域にある
救護病院に対し、病院の移転を柱に区域外で医療できる態勢を
検討するよう求めたことから、病院や自治体は困惑している。
(読売新聞)
これは尋常ではないと、県の健康福祉部に問い合わせを行い
説明を受けました。
【結論】静岡県としては、病院の移転要請は一切していない。
読売新聞の先走りであり、正式に抗議をされたとの事です。
救護病院とは、救護所→救護病院→災害拠点病院(浜松基地・
静岡空港・あしたか運動公園など)への中継施設となるため、
浸水して孤立するとその役割が果たせなくなる危惧があるため、
対応体制の見直しを要請したものです。
具体的には、保健所が核となり、自治体・病院関係者で議論を
行い、搬送の方法、医師・看護師の確保、応援体制を再検討し
現実的な対策案をつくるよう要請をしたもので、伊豆の救護病院では
高台の病院に医師・看護師全員が移動して救護にあたるという対策案
を出しています。
南区の松田病院、浜松南病院、すずかけセントラル病院の3施設も
今後、何らかの対策をしていきますが、移転の予定はないので、地域の
皆様はひとまず、ご安心をいただけると思います。
しかし、津波による浸水で孤立してしまう可能性は充分にありますので、
今後の浜松市、病院の対応には注視してまいります。